【義明】大阪MKウィンウィンウィンの暗部F【内部崩壊】
312 :
さくらのパパ。:
業界の常識を覆す!MKタクシー
規制でがんじがらめだった業界に次々と風穴を空けたMKタクシー青木オーナー。
しかしお詫び券にしても無料タクシーにしても儲けとは反対のことばかりのような気がしますが…。
オーナーに聞いてみると、昔は年間の割引額が600万にも上ったことも。
けれどお陰で割引対象の人の周りにまでMKタクシーを利用する人が増えたとか…。
目先は損でも、将来的には得。お客さんの信頼を勝ち取り、
MKを選んでもらえれば当然、儲けも増えるという発想からでてきたアイディアなんだそう。
これこそ、MK流 儲けの真髄なんです。
実際のところは
この記事は、割引額にしてもあたかもMKが損しているように見えるが、全く損をしていない、
なぜならば、それらは全て乗務員に経費と称して負担させているからです。
MK本体には影響のないことを、いかにも顧客側に立ったサービスのように振舞うことで隠れ蓑にしているのです。
313 :
さくらのパパ。:2009/06/21(日) 12:09:29 ID:PD+J3S3d
さらにさらに、MKタクシー儲かりの仕組みが、独特の給与体系にありました。
その名もMKシステム。
一般のタクシー会社では、一日の売上げのうち一定の割合、
例えば6割が乗務員の給料に。残りは会社に入ります。
そのかわり燃料代や車の維持費など必要とされる経費は、全て会社持ちとなります。
ところが、MKシステムでは乗務員一人ごとの独立採算制をとっているんです。
つまり、自分の稼ぎの中から燃料や修理代、会社の事務費用、
果ては制服代まで負担するといシステム。
これにより、経費を節約すれば、その分手取りが増え給料が多くもらえるというわけ。
結果、コスト削減意識が芽生え、整備代が掛かるような乱暴な運転も減り、
会社としてもお客としても安心なシステムになってるのです。
実際のところは
手取りが努力すれば増えるように見えます。確かにそうかもしれません。
しかしながら、運転手が頑張って稼いだ給料を「あて」にしているのは会社のほうで、
新しい事業やサービスなどを始めるときに、経費の増額を図るのです。
結果、コスト削減意識が芽生えるどころか、
負担した経費の増額分などにあてる売り上げを上げるために、結果的に、
休憩も出来ず、無理に走って、事故を起こしたりする要因になっているのです。
安全なシステムでは決してありません。
314 :
さくらのパパ。:2009/06/21(日) 12:12:58 ID:PD+J3S3d
業界の常識を覆す!MKタクシー
青木オーナーによると
このMKシステムはタクシーならではのお金の流れにうまくマッチしているそうなんです。
なぜかといえば…。
タクシーは一日走らせるのに経費が7000円掛かるそうで、
それはお客を乗せても乗せなくても同じこと。
だからその7000円を差し引いて、
より多くのお客を乗せたタクシーが儲かっていることになる。
つまり、実車率の高いタクシーこそより儲かっているというわけなのです。
実車率とは、営業時間に走った距離のうち実際にお客さんを乗せていた距離の割合。
空車でいるよりは、どんなに近い距離のお客さんでも乗ってもらった方が、
乗車率が上がり、乗務員の稼ぎが増え、結果的に会社も儲かるという考え方なのです。
「お客さんをどこに運んでも、そこには次のお客さんがいるから大丈夫!」と、
オーナーは自信満々でした。
315 :
さくらのパパ。:2009/06/21(日) 12:14:39 ID:PD+J3S3d
そこでこの考えにのっとり、できるだけ空車時間を減らし、
実車率を上げるためのMK最大の武器、
それは無線室に設置されたGPSと呼ばれる位置測定システム。
これを使って独自の配車システムを作ったのです。
一般のタクシーでは、お客さんから予約が入ると会社が無線で全車に呼びかけます。
すると、近くの乗務員が自ら応答してお客さんのところへ向かいます。
一方、MKでは、コンピューターがお客さんまで一番近い空車を探し出し
自動的に配車の指示をするのです。
都市内を走るタクシーを緑=空車、黄色=お客さんが乗っている実車、
赤=お客さんのところに向かっている予約車というように色分けし、
どこに空車がいるかをすぐ分かるようにしているため、
無線で呼びかけなくても一番近い車が効率よく配車され、
お客獲得のチャンスを逃さないというわけ。
結果的に、システム導入前に比べて2倍もの予約客を獲得できるようになりました。
実際のところは、
大阪では、わずか80台の保有台数に対して無理にGPSを取り付け、
前出の乗務員負担の経費をいたずらに高騰させたという経緯があります。
一番近い車と言えど、時には強制配車で15分20分かけてお迎えに行かされます。
見かけお客様を守っているように見えますが、
お客様を闇雲に待たせる結果になり、キャンセルを誘発し、
お迎えで走行距離の伸びた分の燃料代なども全て乗務員持ちなので、
顧客確保を大義名分に乗務員に相当の無理を強いています。
316 :
さくらのパパ。:2009/06/21(日) 12:17:29 ID:PD+J3S3d
業界の常識を覆す!MKタクシー
実車率を上げるためのもう一つの工夫がありました!!
それはお客さんの満足度をアップさせること。
京都駅前には豪華なMK専用の乗り場があり、
中でゆっくりとタクシーを待つことが出来ます。
また、割引制度も充実しています。
冠婚葬祭のときに大人気という着物割引なんてのもあります。
和服を着ている人なら誰でも料金オフ!
実際のところは
これらも全て運営費は乗務員負担。
「他人の金」意識からか、やりたい放題です。
まるで、どこかの省庁のようです。
317 :
さくらのパパ。:2009/06/21(日) 12:19:22 ID:PD+J3S3d
さらにさらに、市民との信頼関係も大切な要素も見つけました!!
なんと、お客さんから寄せられたお礼の手紙を会社でまとめて本にし、
乗務員全員が読むことにしていたのです。
手紙の内容には、
「車いすを押してくれたときは大変だったでしょう。
荷物を持ってくださったこともとってもうれしかったです」なんていうモノも。
この本には苦情もいくつか載せられています。
でも、そんな苦情も青木オーナーは、ビジネスチャンスに変えてしまいます。
「苦情処理の解決が企業の発展につながる。
いかに早く対処するかに鍵がある。」とオーナーは言います。
匿名で、とあるクレームが来たときは、なんと立て看板を道路にたてて
「謝りたいので名乗り出てほしい」と乗務員が交代で呼びかけたこともあるんです。
これにはびっくり!将来にわたって乗り続けてもらうためにはいつでも、
どんな場合でもお客さんとまっ正面から向き合う。
それが、MK流儲かるサービスの極意だったのでした!!
実際のところ
「MKのサービス向上のための苦情処理」が大義名分ですが。
実は、苦情にポイントがついていて、ポイントがたまると処罰の対象になります。
何を意味するかというと、罰として給料から手当てをカットするのです。
お客様と真正面から向き合う振りをして、乗務員からお金を取り上げるのですから、
MK流儲かるサービスの極意と言うのは、あながち嘘ではありません。