北関東(群馬・栃木・茨城)の道路 4号線

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519国道774号線
 高崎スマートインターチェンジ(仮称)の設置を計画している高崎市は、住民説明の中で計画図と今後の予定を示した
今年度は詳細設計まで進める考えで、9月補正予算に設計委託料として1500万円を計上。順調に進めば23年度の
北関東自動車道の全線開通前には供用を開始し、社会実験をスタートさせる考えだ。設置場所は、同市下斉田町から
玉村町上新田付近の国道354バイパス(東毛広域幹線道路)と関越自動車道の交差部となっている
 計画図によるとETC料金所は、関越自動車道の高崎市下斉田町付近の国道354号北側に設置を計画しており
玉村町上新田付近では国道354号の南側に設置を予定。高崎市側のETC料金所では、国道354号の八幡原町
交差点付近から接続し、北側のETC料金所を通り新潟・太田方面に向かう進入口と、東京・藤岡方面から来た車が
国道354号に降りる出口を整備する。玉村町側では、南側のETC料金所を通り、新潟・太田方面から来た車が
国道354号に降りる出口と、国道354号から東京・藤岡方面へと向かう進入口を整備する方針だ。また、それぞれの
ETC料金所には施設は機械室と監視員室が配置される
 今後の予定としては、今年度に詳細設計まで進めて順次、用地買収や文化財発掘調査を実施していく方針。23年度の
北関東自動車道の全線開通前には社会実験をスタートさせる考え。また、その後は社会便益などを検討し、実施計画書を
策定。連結許可申請書を国土交通大臣に提出し、本格導入を目指していく。平面測量、公図連続図作成については、
19年度に協和テクノ(高崎市)が手がけ
 同施設は、高速道路の本線やサービスエリア、パーキングエリアなどから高速道路への出入りを可能にするもので
通行可能な車両をETC(ノンストップ料金収受システム)を登載した車両に限定するため、簡易な料金所の設置で済み
建設コストやランニングコストを抑えることが可能
 同市では、市内の都心部と関越自動車道をダイレクトにアクセスさせるものとして、北関東自動車道との分岐点の高崎
ジャンクションと上信越自動車道との分岐点の藤岡ジャンクションの間に設置を検討していた。完成すれば高速道路網と
新幹線を組み合わせて利用することにより、交通手段が多様化し、集客範囲の拡大や高崎駅の利用者増加などの経済
効果が期待される