3月15日16時14分配信 産経新聞
15日午前3時半ごろ、愛知県一宮市千秋町の名神高速道路下り線で、大型トラック同士が追突するなど計3台がからんだ事故があり、追突されたトラックが約5メートル下を並行する市道に転落。
運転手の会社員、宮川裕之さん(35)=茨城県神栖市=が全身を強く打ち死亡した。
高速隊によると、群馬県伊勢崎市、会社員、新井宏孝さん(37)の大型トラックが追突し、宮川さんのトラックが道路左側のガードレールを突き破り、のり面を下って転落した。
さらに後続の「奈良交通」(奈良市)の大型バス(乗客乗員48人)が事故を避けきれずに新井さんのトラックに接触、バックミラーを損傷した。
新井さんも胸などにけがをした。
バスの乗客乗員にけがはなかった。
高速隊の調べでは、新井さんは前橋市から大阪府豊中市に宅配の荷物を運ぶ途中。
宮川さんとバスは東京から大阪に向かっていたという。
現場は片側2車線の直線区間。
最終更新:3月15日16時14分