“死体遺棄” 共犯の男逮捕
田辺市龍神村で白骨化した遺体が埋められているのが見つかった事件で、警察は、先月28日逮捕された男とともに、犯行にかかわっていたとして、暴力団員の男を29日、死体遺棄の疑いで逮捕しました。
この事件で逮捕された紀の川市のトラック運転手原田和彦容疑者(40)は、29日午後、身柄を和歌山地方検察庁に送られました。原田容疑者は、平成17年6月に田辺市龍神村の資材置き場に遺体を埋めたとして死体遺棄の疑いが持たれています。
遺体は原田容疑者の知り合いで和歌山市に住む中村雄二さんとみられ、原田容疑者は調べに対し、「別の人物に遺体を埋めるよう指示された」と供述しているということです。
警察は、調べを進めた結果、別の事件で逮捕され、大阪刑務所に服役している和歌山市の暴力団員中村眞司容疑者(43)が、犯行に関与していたとして、29日午後、中村容疑者を死体遺棄の疑いで逮捕しました。
中村容疑者は、なくなったとみられる中村さんの義理の兄だということで、調べに対し、「身に覚えがありません」と容疑を否認しているということです。
警察では、犯行当時の経緯や動機を追及しています。
http://www.nhk.or.jp/wakayama/lnews/04.html