【デンデン】個人タクシー７台目【提灯】

【1】
今日はちょっと酔っ払ったついでに、色々書くな。
俺様の仕事は1週間のうち仕事をしない日のほうが多い。
以前はタクシー運転手をしていた。8年程な。
個人タクシー事情は深く知らないが大概のタクシー事情は知ってる。
個人タクシーの呑み仲間がいるのもその頃の人達な。
実はそいつらが先に個人タクシーになった。
そして俺もあと2年で個人タクシーになれる状態だった。
で、勉強も少しづつ始めた。その時だ、俺様に最大の人生の転機が訪れた。

その転機はここでは書けないな。書いたら一発でバレてしまうからな。
例えばの話だがな、社長に気に入られて新規営業所の所長にならないかと言われたとか、
今より2倍の収入があるという就職の誘いを受けたとか、
数人でベンチャー企業を立ち上げ第二のホリエモンを目指そうとか。
女社長の愛人になってくれと頼まれたとか（ｗ

【2】
そんで、あと2年続けて個人タクシーになるか、タクシーを辞めるか散々悩んだ。
半年は悩んだな。そして出した答えは、タクシーを辞め人生の転機の道に進む事だ。
それから5年以上が経過した。先に個人タクシーになった5人は本当に大変らしい。
ある程度年をとっていたら仕方ないが、法人タクシーをしてる特に若い人には、
個人タクシーなんてものに夢を持っちゃいかんと言いたいな。

あの時個人タクシーの道を選ばなくて良かったとつくづく感じる。
もし個人タクシーになっていたら、どんな生活だったか想像すると恐ろしくなる。
タクシーを辞めて本当に良かった。
仕事は週2、3回だ。だから週の半分以上は仕事もしなく、本当に楽だ。
そんで、法人で働いていたより数倍の収入があるんだ。
手取り1000万とまではいかないが近いものがある。
ただ、その人生の転機とやらは、誰しも可能性がある事なんだ。
ただ、淡々とタクシー運転手を続けている限りそれには気が付かないだろう。
ハッキリ言って個人タクシーになっていたら人生の負け組みになっていた。
言えるのはそれだけだ。なんか酔いも回ってきたからもう寝る。
おめえらアクセク仕事しろ。俺様は勝ち組なのさ　（オオワラヒ