関越道&上信越道を語る

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649国道774号線
危 機 的 状 況 に あ る 大 都 会 新 潟 市
■新潟市長ら危機感 北陸新幹線延伸        asahi.comマイタウン新潟
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           2005年4月8日(金)
 北陸新幹線が将来、集客力のある金沢まで延びると、
 新潟や長野、群馬の産業や観光などはどうなるのか――。
http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=7255
  7日、新潟、上越、長野、高崎(群馬県)市の4首長が高崎市に集まった。
議論の中身は、北陸新幹線が2010年代に北陸の富山や金沢まで開通することで、
高崎駅以北の上越新幹線が枝線化し、新潟や長野などの地盤沈下が懸念される
「2010年問題」だった。
  新潟市の篠田昭市長は「中越地震で上越新幹線が止まり、新幹線依存を痛感した」。
そのうえで、2010年問題で、運行本数が大幅に減るなど、「上越新幹線が日本で
初のローカル新幹線とよばれるような事態になりかねない」と危機感をあらわにした。
  対策として新潟市の拠点性を高めることや、上越新幹線沿線の自治体の連携を重視し、
「新幹線の新潟空港アクセス、羽越線高速化、新潟駅の連続立体化事業を三位一体で
進める必要がある」と強調した。
  また、鷲沢正一・長野市長は長野新幹線開通で、東京からの宿泊客が激減した実態
を話した。さらに、企業の支店も、営業所に格下げされなどし、98年以降人口の減少
が続き、「新幹線のマイナスの影響が見え始めている」と述べた。

 上越市の木浦正幸市長も、危機感を表明。

  北陸新幹線の開業で並行する三つの在来線がJRから経営分離し、3セク化
されることから「新幹線はバラ色ではない」。ストロー現象や単なる通過地点に
なる懸念があると話した。
  このため、都市間の連携が、これまで以上に重要になることから、長野市と
富山市に、上越市の事務所を設置する考えを示した。
  篠田市長は、新潟空港や新潟港など、市内にある国際機能を3地域で活用して
ほしいと訴えた。木浦市長も今月開設される直江津―上海航路の活用を呼びかける
など、魅力をPRしていた。