基本的に行政から事業者へ運行経費の赤字補填は認められず
牛オ製の公共交通事業者への赤字補填はそのままでは不採算から廃止対象になるような輸送量の少ない路線へ
行政サービスの一環として交通弱者のための移動手段の確保のために例外的に行なわれる
国や自治体の制度としても運行経費への補助制度がなく 設備の更新などに補助を行なうのも2つの公平性の問題から
(いくつもの第3セクター鉄道が破綻の危機を迎えているのは赤字で内部基金を食いつぶしてしまった事に
上記の理由で行政が運行経費の補助を行なうには問題があるため)
岐阜県は同じ理由で赤字の第3セクター鉄道への赤字補填は認めていないが設備投資への補助は表明している)
万葉線 えちぜん鉄道は平行バスがないために税金で運行経費の補助が行なわれているが
これは平行して他の事業者がいないため 交通弱者のための移動手段の確保の名目が立つため
(三国線はバスが平行していないので別路線と考える)
上記の理由で平行してバス路線のある市内線や美濃町線で税金で運行経費への補助を行う事は
特定の住民や事業者に便宜を図る事になり 公平性が求められる行政が行うには問題がある
赤字補填でバス以下の運賃にするのはもちろん
バスと同じ運賃にするのも本来競争力のない路面電車事業者に対等な競争力を与える事によって
バス事業者から利用者と収益を奪う事になるので厳密にはこれも問題がある
参考 (赤字補填は書いていない)
岐阜県の公共バス優先市街地活性化対策
http://www.pref.gifu.jp/s11134/sougoubus/sougoubus-index.html