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国道774号線:
北千葉道路 とは?
成田空港建設が泥沼化する前の名称は「北千葉空港道路」。
成田空港が現在の位置で建設することがほぼ決定した時、そのアクセス手段と
して、成田新幹線とセットで立案された。
想定ルートは、中央環状線の平井インターで分岐。そこから、拡幅した蔵前橋
通りの上(後に下に変更)を通り、北小岩付近で地上道路から分岐して、その
まま小岩緑地で江戸川を渡り、里見公園の下を抜けて、国府台で松戸街道に接
続。少なくともここまでは首都高速道路公団の担当で、計画路線番号は
11号。(ちなみに10号はC2〜関越道路間の高速道路で、12号はレインボー
ブリッジ。この12 号はあっさり完成したため、路線番号はこちらが11号になっ
た経緯がある。また、7号が中央環状と接続しなかった要因の1つにこの11
号の計画があった。)
この松戸街道からさらに、じゅん菜池の上(現在は下)を通過し、中国分を抜
けて、堀之内で外環に接続。そのまままっすぐ東に延びて、成田空港に至る。
この区間のうち、松戸街道〜印旛村付近までは幅員40m〜100mの都市計画道路と
して都市計画決定済み。