●『日本通運の9月中間決算・台風の影響で減益』(2004.11.19 時事通信)
日本通運が19日発表した2004年9月中間期の連結決算は、売上高が国際物流
部門の好調を反映して前年同期比4.9%増の8539億円となったものの、9月に
集中した台風の影響で鉄道・航空輸送、船便ともにコスト増となり、経常利益が3.9
%減の208億4600万円となった。最終利益は3.9%増の115億9300万円。
●『日本通運・05年3月期連結最終益上方修正−コスト増も資産リストラ−』
(2004.11.19 時事通信)
日本通運は19日、2005年3月期連結最終利益を300億円(従来予想は295
億円)に、売上高を1兆7350億円(同1兆7000億円)に上方修正したが、
経常利益は470億円(同515億円)に下方修正したと発表した。
中国を中心としたアジア方面で国際貨物が堅調な荷動きとなった。しかし、国内貨物
輸送は改善が見られない状況で、上期に多数上陸した台風の影響や新潟県中越地震
などのコスト増要因も重なり、利益面では従来予想を下回る見込みとなった。
ただ、投資有価証券の売却や所有不動産など処分による資産リストラを進めた結果、
最終利益が上ぶれする見通し。
(日本通運・決算資料)
http://www.nittsu.co.jp/about/kessan.html