京都市交通局を語るスレッド【 8 高  雄】

このエントリーをはてなブックマークに追加
96国道774号線
京都市下京区の京都市バス四条烏丸操車場で昨年9月、男性乗客(79)が車内に残っていた
にもかかわらず、点検を怠った運転手が休憩したため、男性は約30分間放置されていたことが
10日、分かった。基本的な点検ミスだけでなく、発生から半年近くが経過しても処分が決まって
おらず、対応の遅れも問われそうだ。

 市交通局などによると、昨年9月20日午前8時15分ごろ、91号系統(大覚寺発四条烏丸行き)
の市バスが終着のバス停に着いたあと、近くの同操車場に入り、居眠りをして降車できなかった
男性1人を残したまま、運転手(55)が休憩した。約30分後、目を覚ました男性が車内から携帯
電話で家族に連絡。市交通局は家族からの連絡で初めて状況を知り、男性を降ろした。

 運転手は研修で他の運転手を指導するベテラン運転手だった。降車時の基本的な点検を怠り、
男性に気付かなかったという。市交通局は「男性にはご迷惑をかけ大変申し訳ない。再発防止を
徹底する」としており、近く運転手を停職処分にする方針。

 市バスでは2000年9月と01年6月にも乗客が車内に放置される不祥事があったが、2件とも
発生から約2カ月以内で処分が決定している。今回、対応が遅れている点について市交通局は
「処分内容の調整に時間を要しており、決定すれば公表する予定だった」としている。

http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2003mar/11/W20030311MWB1K100000002.html