(島根)※なんでもありの山陰バススレ※(鳥取)

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259国道774号線
長文コピペ須磨祖。某スレにあった鳥取の旧車話だが、
知ったかや専門用語もなく、平易な文章で読みやすいので貼っとく。

415 :鳥取市百円バス ◆scAgi55TNE :03/03/12 20:57 ID:cWXr27/9
(長文なので3回に分けました)
鳥取県東部地区限定・日ノ丸自動車一般路線車の「ワンマン」表示の大まかな歴史。

@
社史によると、1968(昭和43)年にワンマン化開始。
帝国・金産+日野のワンマン対応車が登場。前後とも電光式「ワンマン」表示でした。

1970年代中頃から登場の車両(鳥22ヵ・200番台)から、青緑色→淡い水色に塗装変更。
このグループから後部は鉄製サボ差込式の「ワンマン」になりました。
260国道774号線:03/03/17 16:18 ID:Ho+KWcYH
416 :鳥取市百円バス ◆scAgi55TNE :03/03/12 20:58 ID:cWXr27/9
A
1983年、初のスケルトンボディ路線車・日野 爆音 非冷房RU登場(鳥22ヵ・700番台後半)。
この時から正面はプラ板「ワンマン」表示に変更。塗装も、現在に続く鮮やかな水色基調に。
この為、当時日ノ丸の車両には3種類の塗装が混在していました。

また1983年からは中古車も投入開始。初期の一つ目ヘッドライトワンマン車は急速に淘汰。
最初は京阪。その後神奈中や京浜急行等の車両も転入。元京阪には富士重工+日野という珍車も。
しかしリーフサスが災いし、同期の生え抜きエアサスよりも早めに引退傾向。
「ワンマン」表示は出身母体の物をそのまま使用。神奈中出身車は運転席下の表示窓跡が目立ちました。
今も現役(鳥取22ヵ1500番台)の京急出身車は正面方向幕横の「後のり・整理券方式」表示が目印。
261国道774号線:03/03/17 16:19 ID:Ho+KWcYH
417 :鳥取市百円バス ◆scAgi55TNE :03/03/12 20:58 ID:cWXr27/9
B
そして現在、一般路線車の最古参は1984年製日野HU(鳥22ヵ・800番台後半)。
モノコックボディ車は全滅したので、現存する「ワンマン」表示はプラ板のみ。
逆に自由乗降区間がある路線に充当される車両には、前に電光「フリーバス」表示を取り付け。
この表示は外見は「ワンマン」の形。普段は緑無地ですが自由乗降区間では黄緑色の「フリーバス」
文字が点灯します。

うろ覚えですが、大体これが日ノ丸の大まかな流れではないかと。異端車等の話は後日に。
262国道774号線:03/03/17 16:21 ID:Ho+KWcYH
418 :鳥取市百円バス ◆scAgi55TNE :03/03/12 21:02 ID:cWXr27/9
(こちらは2回で)
鳥取県東部地区限定・日本交通一般路線車の「ワンマン」表示の大まかな歴史。

@
ワンマン化開始時期は資料不足なので不明ですが、日ノ丸と同じ1960年代後半か?
前後に電光式「ワンマン」表示付きの三菱MAR登場。(鳥2ぁ7260番台)
その後登場した1970年代の観光マスクのB8(鳥2ぁ7300番台)やMAR(鳥22ヵ・・60〜・320番台)の
後部には鉄製差し込み式サボ「ワンマン」がぶら下がっていました。

1977年登場の路線ボディ短尺B8(鳥22ヵ・380番台)の後部には折り曲げ不可のプラ板「ワンマン」。
263国道774号線:03/03/17 16:30 ID:Ho+KWcYH
419 :鳥取市百円バス ◆scAgi55TNE :03/03/12 21:03 ID:cWXr27/9
A
そして1978年からブルドックMPが登場(鳥22ヵ・420番台〜・600番台、他地区には700や800番台も有り)。
正面は電光式、後部は折り曲げ可能なプラ板「ワンマン」付き。ただし600番代以降は後部は省略。
その後も1993年増備のエアロスターMPまで正面に電光式「ワンマン」表示が取り付けられていました。

翌年本格的に採用された中型車MKから取り付けられなくなり、その代わり日ノ丸と同方式の
「フリーバス」表示が前後に取り付け開始。日交のは後部に限り横長です。
一部のMPにも「ワンマン」撤去の上「フリーバス」に交換されました。

しかし、郡家・若桜地区の自由乗降区間有りの路線が、子会社の鳥取自動車に移管されたため、
現在は使用されていません。

以上、大昔撮影した写真を見ながら書きました。異端車等の話はこれも後日に。


↑まぁこんな感じ。結構役に立つ。