中扉以降フルフラットを決定付けるのはリアアクスル形状だが
その形状を車後ろから見るとこんなカタチだ。( ○はペラシャフト用フランジ位置)
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通常のリヤアクスル(その辺で見かけるトラックと同じタイプ)
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ノンステ専用センタードロップアクスル
(ファイナルギヤの物理的大きさが成立しない為■部が遊星歯車?となっている)
つまり前者をエルガA、UA-Gが採用し、
後者をMP、HU、エルガB、UA-Fが採用している。
尚、センタードロップアクスルは90年代初頭の東京都低床バスの取り決めで
4社共通でZFの物を採用している。
(しかしフルフラットとはいうものの、本家欧州でも実際はスロープだけどね)
あとはエソジソの置き方だが
縦置き(クランクシャフト方向が進行方向と平行)で、
車両中央置きがエルガA(V8)、
オフセットしてるのがMP(直6)、(昔のキュービック超低床(だけどワンステ)LV870もV8でオフセット)
シリンダー横倒ししてるのがUA(直6)。いわゆる昔からあるアンダーフロア置き。
(今でも横倒しバス専用シリンダーブロック使ってるのはうdだけ。なんだか知らんけど金あるな、うdは(藁
横置き(クランクシャフト方向が進行方向とクロスしてる並列置き。アングルギヤBOXで方向転換)
がHU、エルガB。アングルギヤが例によって両社ともZFのATを採用。
これで各社の価格設定がなんとなく理解できるのでは?
うdGタイプのタイヤハウスって他社に比べて小さくない?
ヲタ席がさほど高くない気がするんだが。
BRCやエルガBが高いのは輸入パーツや専用パーツが多いからか・・。
でも輸入車に比べるとやはり中途半端だし、現在多くの自治体やバス
事業者が財政難・経営難であることを考えてもコストが安く、走行性能や
操作性も今まで通りで違和感のない前中間ノンステが一番現実的じゃ
ないかと漏れは思う。(年寄りと車椅子は前に乗ると・・)
ただ前中間ノンステの場合、前後でタイヤの口径を変える、という
ことは出来ないのかな。
前だけでもタイヤを小さく出来れば危険な前席はなくなり、前方だけ
でもかなり理想的なフラットスペースが確保出来ると思うのだが。
ttp://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1997/01058/mokuji.htm ここを見ると4社の考え方や、いわゆる「学識経験者」の考え方が
書いてあっておもしろかった。
MPなんか「今までの3社の車と当社の車が違うところは、車両も含め
ましてできるだけ低価格で提供したいということで(ry」と書いて
あるよな・・。
しかし、いかにして収容力を確保するかとか、毎日乗ってる人や現場で
働いてる人間の視点に欠けてるような気がするのは漏れだけかな。
507 :
国道774号線:03/07/14 01:55 ID:CLYOUd6k
>506
この頃は後扉もありうる4社ノンステ揃い踏み直前の時代だったから
うdも横置き+アングルギヤATだった(KC-UA460KAM)。
いすゞもキュービックLV832(初代Bタイプノンステ)、ブルリも昔のカオのヤシというわけで
MPの縦置オフセットは確かにその通りだったのだが…