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国道774号線:
弘南バス(弘前市、菊池武弘社長)は20日、弘前と東京の間を昼間10時間
かけて走る高速バスを7月1日から京浜急行と共同運行すると発表した。
同区間は夜行バスの「ノクターン号」が連夜走っているが、高齢者から「夜行
でも結局は眠れない。昼間も走らせてほしい」との要望が出ていた。弘前―東
京間は693・5キロで、同社は「昼間の高速バスとしては恐らく全国一」と
している。
東京行きは弘前バスターミナルを午前8時に出発、品川バスターミナルに午
後6時着。弘前行きは品川午前9時半発、弘前午後7時半着。途中30分間の
昼食休憩がある。片道大人9900円(小学生以下4950円)、往復割引1
万7500円(同8750円)はノクターン号と同じだが、7月31日までは
往復1万円(同5000円)の特別割引往復乗車券がある。車両は4列34〜
36席でトイレ付き。
同社は「需要の空白部分を掘り起こしたい。新幹線の八戸開業も意識した」
と話す。年間輸送目標は1万200人としている。
同社は、この便の愛称を21日から募集する。最優秀作品応募者には往復ペ
ア乗車券が贈られる。締め切りは31日必着で、〒036―8002 弘前市
駅前2の14の2、弘南バス高速バス部「弘前―東京線昼行便愛称募集係」か
ファクス(0172・32・3558)へ。問い合わせは高速バス部(017
2・32・2241)