***東京無線*** 第2波

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241サービスモニター
 私の友人が総務部に勤めている外資系証券会社にある日、MKが
営業に来ました。他の会社も営業の方が大勢来られているようです。
それらの会社の方たちのセールストーク及び取引条件は、一律横並
びで十年前と全く同じだそうです。バブルの頃は、無線の裏番号を
教えます、の殺し文句一言で決まったようですが。
 話を戻して、MKの営業マンは、しきりに当社は台数が少ないと
いう事を強調するそうです。現在取引のある会社に取って換わろう
とは全く考えていません、無線取引会社の末席に加えていただくだ
けで結構です、と。その謙虚さを不思議に思っていると突然、御社
は月間のタクシー代はいくらですか、と質問したそうです。すると
半年では****万円になりますね、じゃあ***万円を戻します。
もちろん裏金のような代物ではなく正当な利益還元?だそうです。
 台数が少ないからMKだけでは賄いきれないとのことだったので、
従来の会社と入れ替えるのではなく、新たに取引を増やした形で取
引は開始されました。会社の掲示板には「今月からMKタクシーが
利用できるようになりました。チケットは見本の通りです」総務部。
 すると外資系のバカ社員は上級社員でも結構遠方が多いのですが、
近距離は在来の会社に偏り、遠方の利用者は少しは会社に気が引け
るのか殆どがMKを利用しているそうです。都内は旧来の会社、遠
距離者はMK、という具合に棲み分けがはっきりとしたそうです。
 私の友人は本物のカニは好きだけど、カニカマボコは嫌いなので
ハイヤーもどきのMKには乗らない主義だそうです。不景気のせい
だけで急に遠距離が減ったと勘違いしているタクシー会社の営業担
当者は多いみたいですね。