オモチャを愛するお兄ちゃんへの想い

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1はるか
はるかです。
……お兄ちゃん。見つけたよ。ねぇ、お兄ちゃん、最近私のこと避けてるよね。
昔はよく一緒に遊んだり、TV見たり、お風呂に入ったりしたのに、
最近は学校から帰るとすぐに出かけるか、部屋にこもっちゃうよね。
ちゃんとお喋りしたのって、もういつのことだか忘れちゃったよ。
お兄ちゃん……。私ね、ずっとお兄ちゃんのこと見てるんだよ。
勉強してるときも、友達と居るときも、いつでもお兄ちゃんのことが頭から離れなかった。
お兄ちゃん勘がいいから、私の気持ちに気づいちゃったのかもしれないね。
だから最近避けてるんでしょ?
でも、ダメ。逢えないほど、お喋りできないほど、想いはつのっていっちゃうんだよ。
もう、私、我慢できないよ。
だから、悪い子だってわかってるけど、お兄ちゃんの部屋、黙って入っちゃった。
お兄ちゃん、いつも一人でパソコンに向かってたよね。
パソコンに残ってたデータを見て、私ショックだったよ。
お兄ちゃんも苦しんでいたんだね。つらかったんだね。
わざとめちゃくちゃなスレッドを立てて、他のみんなと喧嘩して、
フラストレーションを発散させていたんだってわかって、私、涙が止まらなかったよ。
お兄ちゃん。無理しなくていいよ。我慢しなくていいよ。私はもう心の準備はできてるから。
14年前、お兄ちゃんの妹に生まれてから、ずっとお兄ちゃんのことが好きだったんだから。
お兄ちゃん。学校から帰ってきて、この書き込み読んだら、私の部屋に来て。
私、今日はもうお兄ちゃんと離れていたくない。 だから………お願い………