S.H.フィギュアーツVol.326

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605ぼくらはトイ名無しキッズ
なんで小学生の頃はあんなにウンコを踏んでいたのか。

      それは「常に前を向いていたから」

あの時の僕らには夢があった。
希望があった。
明るい未来に向かって堂々と顔を向けていた。
足下なんか気にしない。大きな空をどこまでも飛んで行けた。

それがどうだ。今の僕らは。
背を丸め、ポケットに手を突っ込み、
鬱蒼とした顔でアスファルトを注視して歩いている。
大人になった僕らは、ウンコは踏まなくなったが、

何か大切なものを踏みにじってしまった気がする…。