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和田芳樹:
日本で一番人気のあったモデルはランボルギーニ・ミウラだろうな。
レズニー社の技術がピークに達した68年の発売で、
ボディーの丸みやノーズの薄さがよく出ていて、プロポーション抜群だった。
トミカからもミウラが出たが、後発にも関わらずプロポーションで劣っていた。
ミウラはスーパーかーブームの前から知名度が高く、大滝や永大からプラモが出ていた。
そのブーム全盛の77年、マッチのミウラはすでに絶版だったが、
なんと日本向け限定で、ロータスなどと共に再販された。
ごく初期のバージョンではエンジンも搭載されていたが、
さすがにコストがかさむのか、その数は少ない。