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ぼくらはトイ名無しキッズ:
今日の話はね、あの君たちのワークと、そして、まあ小乗、大乗、それからタントラね、との兼ね合いとの関係を話したいと考えています。
そして、どのようにしたら、君たちが速やかに解脱できるかという話をしたいと考えています。
まず、小乗の定義、あるいは大乗の定義、あるいはタントラの定義というのはわかるか。はい、じゃあ、大師方答えるように。小乗の定義、これは何だ。大師! 大乗とは、タントラとは。どうだ、小乗の定義は。……、はい、小乗とは。
小乗の定義というのは、この世の中の諸現象というものを完全に否定し切ると。完全にすべての楽も苦も否定し切ると。楽の裏側に苦が潜んでいるんだということを意識して否定すると。
しかもその否定は意志の力によって行なうと。これが小乗だよね。そして、それを完全に実践するためにはだ、きちんと戒を守り、そして、その否定をする瞑想をしなけれぱならない。
で、仏教では、ここで、四つの心を専住するところ、四念処の瞑想を挙げてるよね、一般的には。わかるか。そして、否定した、否定し切って涅槃に入ると。こ一れがヒナヤーナの涅槃、ニルヴァーナなんだ。
じゃあ、次に大乗の定義とは何だ。はい、ミラレパ。大乗とは?
(ミラレパ大師)小乗の上にありまして、小乗の上にあって、世の中をありのままに見る。
そうだな、小乗の上にあって、世の中をありのままに見つめていく、だけではなくて、四つの無量心を土台としてエネルギーを転化する、昇華すると、そして成就すると。
オウムのやり方でいくと、クンダリニー・ヨーガに非常に近いと。これが大乗である。いいか。
じゃあ、次にだ。タントラはどうだ、タントラは。ケイマ。はい、タントラは? ヴァジラヤーナはどうだ?