GUNDAM FIX FIGURATION 〜 #0089

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745ぼくらはトイ名無しキッズ
デジタル彩色って画面がのっぺりして薄っぺらで立体感なくて奥行きなくて冷たい。
線も血が通っていなくて死んでいる。画面から死んだ下品な画像が滲み出ている。
だいたいデジタル化って効率上げるためでしょう?なんで昔よりクオリティ低くなってるの?
あと拡大縮小、回転とか手を抜きすぎ。全部描けよ。
デジタル技術って、当初はアニメの表現の幅を広げるための
モノだったはずが、すっかり手抜きの手法として定着したね。
デジタル化で日本の持っていたアニメの表現技術は退化した。
セルアニメに「奥行き感」があるのは、セル画とカメラの間に
空気・空間が「存在」してるから。
デジタルアニメの「のっぺり感」はその空気がないから。
セルアニメは日本が世界に誇るべき技術。
日本政府は国策でセルアニメの「文化」を保護すべき。


デジタル化と共に日本のアニメは死んだ。
効率化の追求はアニメ放送の枠を増やしただけで現場の労働環境改善には
至らずに、三国に余計な仕事を与えただけ。
アニメーターの賃金が上がるわけでもなく、利益を上げるための安い制作費は
三国に流れ、国内のアニメーターの仕事が減り、セルアニメ時代よりも作画枚数は
減少し、それを誤魔化すために新しい映像表現と称してCGを使う。
赤貧な制作会社は作家性としてのアニメを捨て、オタクに消費されるだけの
ネタアニメのみを作るようになった。そこに作家としての独自性が育つはずも無く、
結果、水準の低下、駄作の氾濫を招いた。
数少ない「作家性」も過去の作品、作家に頼るのみ。
国内の若手が育たない業界、空洞化した現場。
先細りの日本アニメに未来は無い。