ステカセキングをあのイカレサウンドと怒り狂うサウンドウェーブ。
一方その頃サイバトロンでは、
ホイールジャックが秋葉原の奥の怪しい店で部品を買っていた。
「…いつも良い品揃えだが…どうやって君は?」
「お客さん。お互い詮索は無しというルールでしょ。」
店主のスィンドルは忍び笑いをした。
マッドサイエンティストと転売屋が談笑する店内
その裏ではロングハウルがぼやいていた
「これっぽっちのエネルゴンキューブでこき使いやがって!たまには輸送以外の仕事もふってくれってんだよ!」
欝状態のロングハウルは、輸送以外の仕事をしている自分を夢想した。
「生鮮食品取り扱い、子供達の送迎バス、…駄目だ。皆輸送じゃねーか…」
更に欝になった。
一方その頃デストロンでは、
しこたまメガトロンに殴られたスタースクリームは、1人立ちしようと、
自分専用の秘密基地の設計図を書き、ビルドロンに作らせようとした。
設計図を見たスクラッパー曰く
「何だこれは?子供の落書か?構造から耐震強度まで全て無茶苦茶!
出鱈目にも程がある!お前それでも科学者か!?」
「うるさい!俺様は閃きタイプの天才科学者なんだよ!皆馬鹿にしやがって!」
スタースクリームは涙声で反論した…
「専門外のことをやったからうまくいかなかったんだ」と考えたスタースクリームは、
餅は餅屋とばかりに、建築士に設計を依頼した。
建築士の名は、エイムレス。
そうやってできた設計図を見たスクラッパーは、
「やっと分かったぞ、お前の意図が。お前出来た基地にメガトロン様を呼び込んで、
事故に見せかけて生き埋めにするつもりだったんだな」
「俺、騙されたの…?」
スタースクリームは立ち尽くすしかなかった…
スタースクリームが立ち尽くしていると…スクラッパーがいらついて言った。
「お前のお陰で、ダイナザウラー建設の見積り提出が遅れそうだ!
いつもなら“見積りに3日”で済む筈なのに、くそ時間のロスだ!」
スクラッパーが立ち去ると、他のビルドロンも付いて行った。
ミックスマスターは、こねたばかりのコンクリをスタスクの頭に乗っけた。
「欠陥だらけの設計図を持ってくるからいけないんだ。これで頭を冷やせよ。な?」
頭から垂れるコンクリも気にせず、スタースクリームは思い切り唇を噛んだ。
一方その頃サイバトロンでは、
情報収集と称して、TVの前でカウチポテト状態になってるコンボイがいた。
お気に入りは「台所ロマン劇場」とドキュメント番組「宇宙警察24時」
エクスカイザーが悪人を捕まえる場面はいつもスっとする。
そこでコンボイは良い考えを思いついた。それは…
「早くデストロンを捕まえて下さい」と番組に投書することだった。
特別番組「宇宙警察24時スペシャルー視聴者の投書に答えます!!」
エクスカイザー「…さん。ドライアスは宇宙警備隊の管轄なので無理です。
えー。次の投書はコンボイさん。デストロンを捕まえて下さい?
あー。済みませんがセイバートロン星人はイカレた連中が多いので、
無理です。あいつら全員蜘蛛の巣惑星にでも行けばいいんだ。
…特にあのガルバトロン。捕まえても精神異常ですぐ釈放になるから、
嫌になる。…得点にもなりゃしない…えー。では次の投書です…」
スナールの名前に由来が
「素直クールっていいよな」(byラチェット)
「おい!エイムレス!よくもこんな出来損ない売りつけてくれたな!」
頭の形に固まったコンクリを投げつけ、とあるビルにあるオフィスに殴りこむスタースクリーム。
しかし、そこはもぬけの殻だった。
その代わり、柱や壁に無数の穴があいており、そこから一本ずつ、線が延びている。
「何だこりゃ」
穴を覗き込んだその瞬間、閃光が走り、あたりが真っ白になった。
「うぎゃあああああああああ!」
「あれ?今悲鳴が聞こえたような…」
崩れ落ちるビルを見ながら、グラップルがつぶやく。
「あ〜あ、最近の仕事、欠陥建築の解体ばっか。たまには建設の仕事もやりたいなぁ」
ガラの山によじ登るグラップル。するとそこには、黒焦げになって半分埋まっているスタースクリームの姿があった。
「もう、ダメじゃないか、こんなところで遊んでちゃ」
607 :
ぼくらはトイ名無しキッズ:2006/02/08(水) 22:51:54 ID:1aSwQrY+0
何気に良スレになってるので保守age
廃墟と瓦礫が大好きなボーンクラッシャーは、グラップルが放置した、
黒焦げのスタスクを見て思った。「スインドルの奴に売ってやろう。」
ボーンクラッシャーの呼びかけに、欝状態のロングハウルは喜んだ。
「輸送以外の仕事が出来る!!」いそいそとスタスクの解体をする二人だった。
スインドルは浮かない顔だ。相手がスタスクだからじゃなく、作業屋はあくまで作業屋。
客相手の商人じゃないからだ。そこで二人に念を押した。
「いいか。売物なんだからな。丁寧に綺麗にバラせよ。」
スタスクを解体している3人に、グラップルが近づいてきて言った。
「要らないパーツがあったらくれないか。趣味の溶接アートに使うんだ。」
一方その頃デストロンでは、
メガトロンがダイナザウラーの図面、見積りを見て唸っていた。
「耐震強度。資材の質。コスト。もう少しどうにかならんか?…人間共みたいに。」
スクラッパーはキッパリと断った。「幾ら破壊大帝の命でも、これだけは譲れません!」
スクラッパーとメガトロンが押し問答している最中、
後楽園ではインセクトロンが突然出現した!
司会のお姉さん「良い子の皆!ムシキングですよ〜!!」
ボンブシェル「カブトで〜す!」
シャープネル「クワガタで〜す!」
キックバック「バッタで〜す!皆、ムシキング・ショーへようこそ!」
子供達「カブトにクワガタに……バッタ?」
親御さん「ほう、バッタとは大サービスだな。バイトでも増やしたか。」
勝ち負けをジャンケンで決めるTF
緊急討議「勝ち負けをジャンケンで決めよう。」
音波「サア語レ。」
コンボイ「…良い考えだが、エナジーアックスはグー・チョキ・パーの、
どれに当たるか、まず決めておかねば。」
メガトロン「そんなもの、チョキに決まっているではないか!愚か者!
ちなみにワシのメイスはグーで決まりだ!」
レーザーウェーブ「形や性質だけで決めるのは論理的ではない。大体、
私の片手のレーザーキャノンはどう解釈するつもりだ?」
ガスプ「私の片手はキャノンで、もう片方も可動爪だぞ?不利じゃないか。
どうするつもりだ?」
数時間後…
音波「討論ノ結果。勝負ハ、ジャンケンジャナク、イツモノ殴リ合イデ
解決スル事二ナリマシタ。」
野球拳で負けたばかりに合体解除する羽目になったゴッドジンライ
秀太「この新聞見たか?『ゴッドジンライ総司令官 野球拳対決でミネルバにまさかの完敗!!』だってさ」
キャブ「ジンライが挑戦状を叩きつけた件だろ。俺は見に行ったぜ。」
メタル鷹「私もカメラを持ってこっそり見に行ったがあいにくこのザマだよ」
ナレーション「なんとメタルホークの頬には手形が!」
ジンライ敗北の知らせは両陣営の隅々に行き渡り、サイバトロンの威信は地に落ちた。
その余波は、何処かのダムで対決するコンボイとメガトロンにも及んだ。
メガトロン「ジンライが小娘相手に負けたそうだな!しかも生活費まで賭けて、
赤貧状態というではないか!ジャンケンも出来んとはお粗末…」
コンボイ「うるさい!ジャンケン位出来るぞ!最初はチョキ!」
いきなり、コンボイはエナジーアックスをメガトロンの脳天に叩き付けた。
更に、頭部を粉砕されたメガトロンをダムの下に突き落として、止めに唾も吐いた。
マイスター「お手柄です。司令官。…それから、ジンライより生活費の援助要請が…」
コンボイ「却下する。それとメタルホークは監督不行き届きで給与20%カットだ!」
…この「野球拳ショック」は、ミネルバが音撃に負ける迄続いたという。
ミネルバ曰く「負け惜しみじゃないけど、カセットロンは服じゃないでしょ!!」
フレンジー「久々に全員イジェクトされたなあ」
ランブル「全員ってのは初だろ、コンドルもバズソーも気持よく飛んでるぜ」
ジャガー「…こんな連中いたか?」
オーバーキル「うるせえ!どうせワンカットしか出番ねえよ!」
スラッグフェスト「だいたいお前喋れるのかよ!」
ジャガー「うるさい。島香声で一度、後の世では喋りまくりだ。このマイナーキャラ共が」
ラットバット「(コミックならリーダーやれたのによ…)」
一方音撃の中
ビーストボックス「…」
スクウォークトーク「泣くなうっとおしい」
スカウトロボ「(意識無し)」
コンボイの五体合体とかいたら嫌だな。
代「会議を始める。本日の議題はコンボイ五体合体という事だが、
皆、良い考えはないか?」
…数時間後
ロディマス「曙のスーパーモードが、曙+4パーツですから、
計五体合体ということで、どうでしょう?」
初代「ヒヨッコにしては良い考えだな。よしそれで勘弁してもらおう。
では、次の議題…」
フレイムコンボイ「オイ…お前ら、こんな下らない会議をするために、
いちいち宇宙に散らばる司令官を集めるのか?!」
真顔で頷く歴代司令官達の姿を見て、魔獣惑星の司令官は仲間に入った事を、
少し後悔しました。「…此処は馬鹿の巣窟だ…」
ブロードキャスト「それでは皆さんがホントはどのように思ってらっしゃるのか聞いてみましょう!」
フォートレス「会議は重要だよ。やはり意見集約には時間をかけじっくりと(ry」
星剣「合体とはなかなかに奥深いものだよ。私も某前司令官と(ry」
子安「バナナはどこだーー!先生怒(回答不能)」
ライオ「尊敬する諸先輩方と同席出きるのは光栄ですが」
ビッグ「正直面倒なんだが出なくてはならん気がしてなあ…操られているような(ry」
ギャラ「宇宙を守るためにはいかなる会議も必要だ!宇宙を守れ!トラン(ry」
ロディ二代目「…そんなことよりなぜ私は出番が無かったのか教えてもらえないだろうか。曙は(ry」
ニトロ「座っていること自体が辛いのだが…」
メガロ「働いてないと辛いんだけどなあ…」
ライブ「でもあすこに居る人が怖くてねえ…」
ダイアトラス「なんだ?私の顔に何か付いてるか?」
若本「結局恐怖政治じゃねぇかよぉ!正義の戦士じゃなかったのかぃぃ!」
ブロードキャスト「まあ初代からしてアレですからねえ、ロックでも聞いて気晴らしします?」
フレイム「“初代からしてアレ”でよく皆我慢できたな。」
ブロードキャスト「地球に行く前は、もうちょっとマトモだったんですけどね。
墜落のショックのせいで思考回路がおかしくなったのかも。」
その会話を聞いたゴリラは思わずバナナを噴出した。
(…やっぱり、時間改変事件の時、しっかり直しておけば良かったなあ。
なんせ、最後の時なんぞコンボイの目がグルグル回っていたもんな。
ん。待てよ。アレ以来思考回路が変になったとしたら…)
ゴリラ「…キチ○イがサイバトロンを支配しているという事だ!?」
初代「ハッハッハ。会議中に何を言ってるんだ?このエテ公。私は正気だよ。
今直ぐでも、デストロンの連中を皆殺しにしたい位にね!ケケケケ…」
・メガトロン、ジャンケンでコンボイに頭を割られ行方不明。
・スタスク。エイムレス達に全てを剥ぎ取られ、スパークのみに。
・ブラックザラック。ジャンケンでチョキしか出せず憤死。
・音撃が連勝のミネルバに勝ったものの…
音撃「誰モ、言ウ事ヲ聞カナイノデ、消去法デ貴方二破壊大帝ノ座ヲ御渡シシマス。」
デスザラス「何かヤナ、権力委譲だな。まあ良い。ワシがリーダーとなったからには、
トップダウンによる速やかな統制と行動を築く!!」
レオザック「ふん。サイバトロンの非効率な会議システムよりはマシってことだな。
さて、勇者レオザックは、副官としてどうやって権力を掌握してゆくかね…」
デスザラス「おい、音撃。これからはワシの副官として頼むぞ。レオザックのような馬鹿は、
指令系統に支障をもたらすからな。正確に命令を伝える奴が必要なのだ。」
音撃「承知致シマシタ。レオザックハドウシマスカ?」
デスザラス「掃除係に昇格したとでも言っておけ。どうせ奴には違いが分からん。」
レオザック「(音撃に聞いて)やった。俺は掃除係に昇格!掃除の勇者レオザック様だ!」
その他「…可哀想に、馬鹿なんだな…」
スコルノポック一味は何所に・・・。
クロックアップするブラー
>>623 ちょっとまて!いつものあの状態から更にスピードアップする訳か?
やたらと床上手なヘッドマスター。
その名も「ベッドマスターズ」
クロームドーム「やらないか?」
>>626 ノーマルカプがダニエル×アーシーだけw
>>623 ホイルジャック「いいアイデアだったんで作ってみましたわ」
チャー「お前さんの探求精神には呆れるわい。ワシの若い頃じゃが一人の科学者が惑星コドンにおってな…」
狂科学者「昔話は後にしてくれませんかね。さあブラー君そのスイッチを押してみたまえ」
ブラー「わかった押して速くなる速くなるスピードびゅんびゅん出たらまさに最速誰もわたしを止められなくなるまさに無敵無敵無敵の戦士ブラーさん誕生〜」
カチッ
チャー「…何だったんじゃあの衝撃波は。ブラーがバラバラになっちまったぞ」
ゴング「冗談じゃねえよ。なんでバラバラの仲間のパーツ運ばなきゃなんねえんだい」
ホイルジャック「我輩の思うに空気の壁が問題だな。音速を越えた衝撃に耐えらえなかったということかいな」
チャー「…こんだけ無茶がまかりとおる世界で音速どうこう聞くとは思わなんだわい。イモビライザーどうやって作ったんじゃ?」
ホイスト「何だ今の爆発は…おい!またリペアの手間増やしたのかね!」
ラチェット「(天を仰ぎつつ)・・・またか!」
ファーストエイド「いいじゃありませんか。私らこんな時に目立ってナンボですから」
631 :
ぼくらはトイ名無しキッズ:2006/02/16(木) 21:16:33 ID:PSTLs9+KO
良スレage
632 :
ぼくらはトイ名無しキッズ:2006/02/17(金) 19:06:05 ID:U254uFlr0
>>627 いやアメ公の世界ではそっちが逆にアブノーマルなんじゃないのw
デフォがシックスショット×ガルバトロンと申したか。
>>632 なるほど、男×男カプより男女カプのほうが異常とは、さすがゲイ超大国だ。
マイ伝メガ「…まあ、TFにも色々な愛の形があるな。男×男、男×女に、
男×赤い車もある。だがワシの心の隙間はバレルが埋める。
クロームドーム!お前の入る隙間なぞ無いわ!」
一方、秋葉原のスインドルの店では…
マイ伝コンボイ「マトリクスを捨てた後の隙間が身にしみてしょうがない。
そこで何か埋めるものは無いか?」
スインドル「なら、このパソコン(パーソナルコンポーネント)は如何です?
“燃える闘魂”ことアントニオ猪木のパソコンですよ。」
…それ以降、意気消沈していたマイ伝コンボイがおかしくなった。
歴代司令官会議に「コンボイ・ボンバイエッ!!」のコールと共に登場し、
初代からギャラコン迄、「元気ですかー!!」と叫びながら「闘魂注入」のビンタを食らわした。
更には「ギミック」と称して合体を連発し、それに合わせて身体も改造しまくった。
結果、精悍だったマイ伝コンボイの姿は「曙」体型に変わっていったのである…
ファストガンナー「そんな訳でな、それに付き合わされて我々も全員姿が変わったというわけなんだ」
デバスター師匠「待て、お前達ギャラフォ組は国内じゃ別人設定だろ?」
ファ(ry「いや、全世界ごちゃ混ぜのここではな…あの名前は使いづらい」
>>630 初代ラチェット「だから言ってるだろう!自分のボディを大事にしない奴はかたっぱしから叩き壊してやるぞ!!
早くそのガラクタこっちに持ってこい!」
ファ(ry「…な?」
師匠「…自分の頭の修理が先かも知れんな、あれは」
637 :
ぼくらはトイ名無しキッズ:2006/02/18(土) 14:04:33 ID:H5F3NYf10
良スレage
同名キャラ多すぎてどの作品だかわからなくなってきたw
しかしあえて作品を特定しないのも面白い
ホームコメディーを演じる超神マスターフォースのデストロン
>男×赤い車
突然マイスターに泣きついてきたZoom-Zoom。
マイスター「おいおい、どうしたんだ」
Zoom-Zoom「おとーさん、あのおにいちゃんがおっかけてきてこわいの」
彼の指差す先にはスピードブレイカーが。
マイスター「なんでうちの子をいじめるんだ、赤いスポーツカーなら他にもいるだろ、ランボルとか、オーバードライブとか。」
ランボル「!!」
オーバードライブ「ちょ、ちょっと待てよ!」
うっかり二人を敵に回してしまったマイスター。
さあ、どうなる!!
「私にいい考えがある」と赤いペンキを持ってコンボイ登場。
>641
>さあ、どうなる!!
マイスターとランボル・オーバードライブの間の緊張した雰囲気を、
脳天気な声が破った。
スピードブレイカー「幾ら赤い車でも、やはり若くてピチピチした方がイイじゃん。」
マイスターはZoom-Zoomを庇いながら、うめいた。「この野郎…」
ランボルの押し殺した声で言った「俺達が…」
オーバードライブが怒鳴った「時代遅れだとでも!」
>641
>「私にいい考えがある」と赤いペンキを持ってコンボイ登場。
全員「あんた何しに来たんだ?!」
とにかく流石の脳天気の暴走男も、全員の殺意が自分に向いた事に気付き、
慌ててビーグルモードになってその場から逃げ出した。
「へっ!捕まってたまるかよ!じゃあまたね。お嬢さん!アバヨ!オッサン達!」
ランボル「…逃げやがった。」、オーバードライブ「追うか?」
マイスター「追うぞ!絶対逃がさん。」
「皆待て。私にいい考えがある。」コンボイが赤いペンキをマイスターに、
塗りながら持ちながら言った。
一方、カーロボのサイバトロン基地では!
「「ギガ・メガのおもろい夫婦」は最高だなあ」とファイコン達がまったりしていた。
とその時、電話が鳴り響いた。
TVに夢中のアイが出ないので、渋々、炎の司令官自ら応対に出た。
「ハイ。こちら炎の司令官ファイアーコンボイ様だ。何の用だ?一体?…偉そうにするなだと?
誰に向ってものを…ハイ…ハイ…申し訳ありません。貴方と気付かなかったもので…
え、あいつがですか…ハイ…ハイ…深くお詫び申し上げます。二度とこのような不祥事は…」
いつもの倣岸な態度から一転して平身低頭するファイコンの姿に、アイは不思議そうに見た。
電話が切れるとファイコンは、怒りの炎の司令官に変貌して怒鳴った。
「アイ!カーロボ3兄弟を今直ぐ呼び出せ!スピードブレイカーの事で話がある!」
あまりのファイコンの剣幕にアイは何があったのか尋ねた。
「初代コンボイから連絡があって、スピードブレイカーがマイスターの子にちょっかいを出して、
しかも古参メンバーに暴言を吐いたらしいんだ!あの馬鹿、こっちの面子は丸潰れだ!」
この時、アイが気になったのは「マイスターの子にちょっかいを出した。」という事だった。
もしか、まさかの、あらぬ想像がアイの脳裏をよぎる。「大変だ…」
この話は、アーシーから蜘蛛女、ローリーに至るまでTFの女性達に瞬く間に伝わった。
しかも話が伝わる間に尾鰭がつきまくったのだから堪らない。
結果、スピードブレイカーは「デストロン以下の最低最悪の下劣野郎」という烙印が押された…
そして激しい抗議の渦は、スピードブレイカーだけでなく、カーロボ全体を巻き込んでいった。
一方、デストロンガ−の基地では、
話を知ったギガトロンがボソリと呟いた。
「そんな奴だったとは…罠にかけた時、一思いに殺しておけばよかった。」
一方、セイバートロン星のデストロン基地では、
レーザーウェーブがホッとしていた。
「ウーマン・サイバトロンが、スピードブレイカー&カーロボバッシングを
やってるお陰で、しばらくココは平穏だ。」
一方サイバトロン基地では
サンストリーカー「やだね〜ウーマンリブだか何だか知らないけどさあ。あんなヒステリーになるもんかねえ」
フォートレス「いや、女性の権利というのはいつも阻害されているものだからね、特に我等TFでは少数故…ん?」
クロームドーム「なんだい君達プラカードなんか持って」
ゴリラ「やりたい訳ではないのですが…」
チータス「(ヘタレだなあ…)」
ナイトスクリーム「あら、ほっておけないじゃな〜い?みんなで参加☆」
ラットル「おいら騒げりゃ何でもいいや」
シルボル「…彼女に逆らうと怖いんデス!」
さあ、どうなる!(政宗声)
TFヲタって乱立とか荒らしとか気にするクセに
この手の板違いスレは凄く好むんだよな。
言動と行動が反比例してる典型的なヲタだよな。
一方、カーロボの基地では!
周辺を群集が取り囲み、非難の声を上げていた。
・真面目に抗議する者(TF女性陣と真面目な連中)
・仕方無く参加する者(シルボル・キッカー他、尻に敷かれてる者達)
・面白半分にやってる者(電気ネズミ、その他)
色々あるが取り囲まれてるファイコン達から見れば脅威である事に変わりは無い。
他のサイバトロン基地に電話しても、
「俺らしくない言葉だが、巻き込まないでくれ。」(ビッグコンボイ)
「ジュニアの教育上よろしくないので、応援できない」(ライオコンボイ)
「すまん。」(ゴリラ)
どいつもこいつも見捨てやがって!と逆に腹を立てる始末。おまけに抗議の電話は、
ひっきりなしに掛かってくる。メールなどとっくにパンクだ。
オペレーターのアイは出て行ってしまったので、ワイルドライドとマッハアラートが、
応対するもののうまく行かない。…そうこうしている内に投石が始まった。
一方、スピードブレイカーは!
「ねえ。お嬢さ〜ん!」と何も知らずに赤いスポーツカーを追い掛け回していた。
一方サイバトロン基地では、
サンストリーカー「オイ、投石が始まったぞ!ガラスどんどん割られていく!」
フォートレス「いや、群集心理というものは恐ろしいからね。関わらなくて良かった。」
クロームドーム「あ、どさくさに紛れてダイアトラスがZカッターを投げつけたぞ…」
基地の内部は、投石やZカッターのせいで滅茶苦茶になっていた。
ファイヤーコンボイはの忍耐も切れた。「もういい。自衛のためだ。力ずくでも鎮めてやる!」
他のカーロボ達の静止も振り切り、ファイヤーコンボイは合体を始めた。
丁度、その時!
ラットル「よし!タッタタカター♪爆弾♪これで盛り上がろう!」
シルボル「なら、僕はガソリンの詰まった壜を投げるデス!」
二人は基地の中に放り投げた…何も起こらない。「何も起きないデス?」
ゴリラ「おいおい、こういうとき時は火を付けて火炎瓶にしなきゃ駄目じゃないか。」
チータス「じゃ、ムチャゴリラと一緒に火炎瓶GO!じゃん!」
爆弾と壜が飛んできた。慌ててファイコンは合体をやめた。
でも何も起きなかったので只の嫌がらせだろうと思って合体を再び始めた時、
火炎瓶が飛んできた。「!」ファイコンとワイルドライド達は火に包まれた。
よろけたマッハアラートがガソリンの入った壜を踏んづけ、勢いを増した炎と共に、
そのまま爆弾の上に倒れた。
カーロボ基地は大爆発を起こした。
中ではファイコンが文字通り炎の司令官となって転げまわっていた。
ファイコン「ぎゃああああああッ!」
ワイルドライド「うわわわわわッ!」
マッハアラート「ガアアアアアッ!」
アイ「誰か助けを!消防車を呼んでよ!でなきゃ私が!」
ジンライ「駄目だ!お前まで巻き添えになる!」
星剣「大体、ファイコン自身が消防車じゃないか!」
ロディマス「お、うまい事言うな。じゃファイコン本人に消火を任せて帰ろう。」
火炎の地獄絵図を見た群集は我に帰り家路に着いた…。
数時間後、
報われぬナンパを繰り返したものの満足した、スピードブレイカーが、
見た物は廃墟と化した基地と、ブスブス燻るファイコンと兄弟達であった…合掌。
その頃デストロン本部では大帝会議が開かれていた!
デスザラス「サイバトロン達が揉めている今こそ好機!…って少ないな」
マグマ「仕方ないだろう。初代様は行方不明、ブラックザラックは泣きながらどこかに消えた」
ギガトロン「根が隠険だからな。情けない負け方にショックを受けたようだぞ」
音撃「オーバーロード殿ハ番組収録ノタメ欠席」
マスガル「…気の触れた馬鹿とお調子者はどこに行ったのだ?」
千葉メガ「いやあ〜火炎瓶もいいやね〜。でしょ?来て良かったでしょ?」
スパリンガル「ガッハッハ!久々にいい汗をかいたな!」
コンドル「(報告したものかどうか…)」
南風パティを盗撮しようと自分の体を黄色く塗るレオザック
「パティたんかわいいよパティたん」
いや、最後のはTFヲタ関係ないし
>>651 一緒に行こうと体を黄色く塗るデッドエンド
サンストリーカー「出たな!俺の偽者!!」
デッドエンド「えっ!?」
レオザック「ビクトリーレオに変装してパティたんのエロ写真で(;´Д`)ハァハァしながら裏ルートで売りさばいて一儲け・・・流石俺様考えることが一味違うぜ。 」
体を黄色く塗り準備を終え、デッドエンドの様子を見に行ったレオザックだったが、サンストリーカーとデッドエンドと一緒にいるところを遭遇してしまう。
レオザック「お前はサンストリーカー!!俺達の計画を邪魔するな!!喰らえブレストアタック!!」
見事にサンストリーカーとデッドエンドを取り違えてしまったレオザック。
デッドエンド「違う、サンストリーカーはあっち…うぎゃああああ!」
レオザック「さあ、気を取り直して行こうか、デッドエンド」
サンストリーカー「(間違いを指摘するべきかどうか…)」
バズソーによりデストロン基地にもその展末は映し出されていた
デスザラス「…何をやっとるんだ、あの掃除係は?」
音撃「サイバトロン基地ニ潜入シヨウトシテイルヨウダ。内部エネルギーノ上昇ガ見ラレル」
光波「興奮してるということか?」
デスザラス「ふん。まあ手柄の一つも挙げれば守衛主任くらいにしてやるわ」
音撃「門番カ」
スケルバット「まあ絶対ろくでもないことしか考えてないでしょうがねえ、あのだらしないツラ」
レオザックの考えは見透かされていた!
そんな周囲をよそに無事ビクトリーレオ(?)の振りをしてサイバトロン基地に潜入したレオザック
レオザック「これで一儲けしたらライザックが欲しがっていたアクセサリーでも買ってやるか・・。」
サンストリーカー「(こいつ案外いい奴だな。)」
なれないサイバトロン基地に苦戦しつつパティの私室にカメラを仕掛け、
どうにかバスルームらしき場所を見つけると見張りをサンストリーカーに命じてそっと女湯に入るレオザック。
レオザック「ええっと・・・データによれば女湯のマークはこれだから・・・待っててねパティたん・・・(;´Д`)ハァハァ」
サンストリーカー「(思考回路がスタスク並だな・・・こいつ・・・。)」
なぜか入っていたのはライザック。
そしてレオザックは妹萌えに、サンストはひたすらハァハァ。
レオザック「ようしカメラの映像をみせろ・・・。」
サンストリーカー「わかってるって。」
無事潜入を終えてカメラの映像を見た二人は愕然とした。
なぜなら画面に映っていたのは南風パティではなくレオザックの妹のライザックだったからである。
二人「これは・・・。」
ライザックの入浴する姿を見ながら二人は(;´Д`)ハァハァし始めてしまった。
レオザック「パティたんじゃないけど我が妹ながら萌えるな・・・(;´Д`)ハァハァ。」
サンストリーカー「お前にこんなかわいい妹がいたなんて・・・(;´Д`)ハァハァ。」
こうしてふたりは本来の目的や時間を忘れてライザックの入浴映像に魅入っていた。
遠くから、その様子を静かに見つめる眼があった。
パーセプター。顕微鏡なのに望遠鏡としても機能する男。
彼は二人に何をするでもなく、望遠モードでライザックの入浴映像にハァハァしていた。
デスザラス「レオザック、お前をメイド喫茶支配人に任命する!」
ガイホーク「しょ、正気か大帝様は!?」
ジャルガー「ていうか何故にメイド喫茶?」
ドリルホーン「なんでもオーバーロードが始めたホストクラブがバカ当たりしたんだと」
ヘルバット「だからこっちは妹キャラで勝負するんだって」
キルバイソン「デ、デストロンって一体・・・」
デスザラス「あーと、エスメラルの事も頼んだからな」
一同「ひ、人妻路線もですかい!?」
一方!お馴染スィンドルの店では!
スィンドル「おっと、このブツは安売りは出来ねえな。手に入れるのに苦労したんだぜ?」
?「分かったよ。輸送ただにしてやるから頼むぜ」
オクトーンだ!
オク「しかしライザックの盗撮なんてよく出来たな」
闇商人「俺のコネは広いんでな
>>661…クックック」
オク「ところでお前んとこの輸送はロングハウルがやってなかったか?」
銭ゲバ「あいつらカーロボ基地の後始末やってるぜ。大帝からもメイド喫茶建設の発注があったとか…」
オク「メイド喫茶ーー!!?」
オクトーンは飛び上がった!
メイド喫茶支配人に任命されたレオザックはその実情を知るべく秋葉原にいた。
「メイド喫茶支配人とはいえ、立派な一国一城の主だからな。頑張るぞ。」
そうしてメイド喫茶を見つけて入るレオザック。がそこで見たものは・・・。
「お帰りなさいませ。ご主人様。」
男のツボを突くメイド姿のスタッフの姿であった。
ただでさえ濃い客達を華麗にもてなすその姿はレオザックの萌え魂を刺激した。
「これがもし成功したら、ライザックに今度こそアクセサリーを・・・。」
頼んだコーヒーを飲みながらレオザックは新たなる野望に心躍らせていた。
「そういえばパティたんのメイド服姿もいいな・・・(;´Д`)ハァハァ」
一方サイバトロン基地では・・・。
サンストリーカー「ライザックたん・・・(;´Д`)ハァハァ」
と一人ライザックの盗撮映像を見ていたがふと南風パティの私室にもカメラを仕掛けたことを思いだした。
「あ・・・あのカメラも見てみるか・・・。」
ビデオを止めてカメラの映像に切り替えたサンストリーカーは見たものは
なんと南風パティとミネルバの生着替え映像だった!!
「生着替えキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」
思わぬ収穫に喜ぶサンストリーカーであった。
プライマスの変形手順が玩具通り。
1個のチップスクエアを持って星を半周ずつ移動しながら、4箇所のポイントに全部刺していかなきゃならない。
ランドバレット「ちきしょう、あっちはメイド喫茶やら盗撮物やらで盛り上がってんのになんで俺達は
>>666みたいな真似しなきゃなんないんだよ!」
ガスケット「メイド喫茶の割引券貰ったけど行くかい?」
ランドバレット「行く!(一秒)」
ガスケット「(クロミアのスカウト頼まれてるからな…こいつだけでメンツ足りりゃいいけど)」
マスガル「何をぐだぐだ言っておる。後二カ所刺さねばならん。急げ!」
馬鹿コンビ「は、はい!ただ今〜!!」
サンクラ「しかしプライマスなんぞ起こしてどうするおつもりで?」
マスガル「初代を復活させようと思ってな…それもガルバトロンとしてだ!」
サンクラ「ええええ!!!」
モールダイブ「…その手の話はユニクロンに任せた方がよいのでは?」
マスガル「あ奴に関わるとろくなことにならん。前任者はすっかり馬鹿になり果てたしな」
スパリンガル「…誰かがワシの噂をしとるぞ!」
スノスト「…はいはい(毎度毎度電波受信かよ)」
ロードストーム「初代ガルなんてどうするんだね?」
マスガル「デスザラス体制を倒すために利用するのだ!初代メガトロンよりはガルバトロンの方が操りやすい。しかももれなく最高の副官サイクロナスも付いてくるからな」
モール「この野心…やはり真の勇者とはこうしたものか」
ガスケ「いや本心ではメイド喫茶嫌ってるだけだぜ、ありゃ」
ランバレ「どゆこと?」
ガスケ「『なーにが萌えだ!そんなもんTFにいるか!俺には夏美さえいればいいのだ!不純野郎!』とかおっしゃってたぜ」
サンクラ「…なんか知らんが泣けてきたぞヲイ」
ベクタープライム「宇宙を救うにはプラネットフォースを集めるしかない」
ギャラクシーコンボイ「・・・」
ベクタープライム「早く捜索隊を出したらどうなんですか」
ドレッドロック「いや、先にマップを渡せよ」
ベクタープライム「このマップは、最大限守ってあげたい」
ドレッドロック「マスターメガトロンに取られたんじゃねえの」
ベクタープライム「どのようにして、その先入観を打ち破る事が出来るのか。本当に悩ましい」
エクシリオン「大体そんな古代の科学あてになるのかよ?」
ベクタープライム「この一方的な攻撃。この風景。こんなところにマップを渡したらかなわないと感じるのは当然」
ドレッドロック「だったらプラネットフォースを捜せなんて言うなよ」
ベクタープライム「一言聞いただけでガセだと決め付ける、言論封殺、もっとも恥ずべき行為」
エクシリオン「基地建設の邪魔だよ。早くどいた」
ベクタープライム「どのような条件をクリアすれば、真性なモノと認める事ができるのか、知恵を貸してください」
ドレッドロック「おまえがプラネットフォース集めろって言ってるんだろうが」
>670
サイバトロンの態度に豪を煮やし、ベクタープライムは出て行った。
エクシ「…あいつ、本当に俺達と初対面なのかな。俺達と行動した覚えは無いと、
言っていたけど。一体何時のベクタープライムなんだろ?」
ドレッド「過去だろうが、未来だろうが知るか。大事件が起こるからって
また、プラネットフォースを集めろって無茶言われても困るんだ。」
ギャラコン「とにかく、だ。一つだけ、分かっている事がある。…それは、
ベクタープライムは必ず、我々に泣きついてくるということだ。」
ファスト「なら、それまでせいぜいサイバトロン基地の再建に頑張りましょうw」
>669
創造神プライマスを目覚めさせようとするマスガル一派に、待ったをかける者が現れた!
「プラネットフォースが無くても!マスターガルバトロン!このベクタープライムが!
お前の野望を阻止してみせる!」
マスガル「ほう。ベクタープライム。生きていたのか?」
ベクプラ「私は過去や未来を行き来している!死んだからと言って消えた訳では無い!
それに今の私は、お前とは初対面だ。馴れ馴れしい言い方はやめてもらおう!」
ベクプラの口上に飽きたマスガルが銃を向けると、ベクプラは思わずと身をすくめた。
「?」マスガルがもう一度、銃を向けるとベクプラはまた身をすくめた…。
マスガル「おいおい…初対面という割には、ワシの事をよく知ってるみたいだな。
あれかな?以前、マップを強奪した時にワシの恐ろしさを叩き込んでやったせいかな?」
ベクプラ「(ガクガク)う…うるさい!あの時は少し油断しただけだ!…」
腰砕けなベクプラの態度を見て、マスガル達は思わず含み笑いをしました。
サンクラ「へへへ…何だよコイツ、死に損なってただけじゃねーか。」
ガスケット「偉そうに退場したもんで、今更おめおめと生きてましたって言えないんだろ。」
ランドバレット「恥ずかしいねえw」
マスガル「あの阿呆を捕まえろ。奴が来るという事は、大事件が起こる前触れと同じ。
即ちワシの野望が成就しかけてる事に他ならん。」
デストロン達は、剣を振り回すヘタレをあっさり捕まえ、縛り上げた。
マスガル「フム、愛用の剣も以前とは違っている。過去のお前なら同じ剣を持ってる筈だ。」
ベクプラ「…そ、それはギャラコンにやったから…じゃなくて…ああああ…」
マスガル「お前の剣の事は、お前よりもワシがよーく知っている。もう黙ってろ。ヘタレ。
さて、邪魔はいなくなった。プライマスを目覚めさせるのだ。」
「ふう・・・やっと終わった・・・。」
キーボードにかじりついていたレオザックは背伸びをして欠伸をした。
デスザラスに提出する「メイド喫茶作戦企画書」を書き終えたのである。
「後はこれを印刷するだけだからいいとして・・・お楽しみの時間と行きますか。」
レオザックはサンストリーカーからもらった例の生着替え映像の入ったディスクを入れた。
「やっぱり・・・生着替えはいいなぁ・・・パティたんかわいいよパティたん。」
「ということでこれを裏ルートに入れればあっという間に俺様は大金持ちだな。」
そういうとレオザックは電話機に手を伸ばした。
「もしもし、スウィンドル?凄いの手に入ったんだけど買ってくれよ。」
「成程、いい物を手に入れたな。だけどなミネルバとパティだぞ。気をつけて捌かないと
スターセイバー達が殴りこんで来るぞ。そしたらお前(首を掻っ切る仕草)だぞ。」
「じゃあ、駄目か?」スインドルの警告を聞いてレオザックはションボリしました。
「いや。折角の大ネタだ。買うよ。正し、捌くのは別ルートだ。オクトーンのコネを使う。」
お宝画像をじっくり見たスインドルは、商売人の目をして言った。
「…ところで、お前が来たのはそれだけじゃないだろう?」
レオザックは作戦企画書を出して説明した。
「何、メイド喫茶を開きたい?…分かった。俺の商売仲間を紹介してやるよ。」
スインドルはレオザックの相談を受けてそう言った。「じゃ、着いて来な。」
“商売仲間”の店は「スインドル商会」の…隣の「スネーク商店」であった。
店の主人は仮面を着けた“スネーク”という名の怪人だった。
「ホホ。いらっしゃい。金のためなら何でもするよ。…(事情を説明されて)…フム
メイド喫茶とは。なら肝心のメイドさんを揃えないとねえ。」
レオザック「誰かアテがあるのか?!」
スネーク「うんにゃ。兵隊やテロリストなら幾らでもあるがね。しかし、私に任せておけ。
…何しろ、この国には楽なバイトを欲しがる娘は沢山いるからな。ホホホ。」
スインドル「だが、メイドという商売は楽そうに見えないけどな。」
スネーク「…必要なのは見目麗しき肉体。精神ではないよ。ほんの数時間、彼女達から、
体を借り受けるだけの事。名付けて美少女トランスフォーマー作戦!」
その頃、クロミアは馬鹿コンビを置いて一人ライザックの許を訪れていた。
クロミア「もしもし、メイド喫茶の面接はここでいいのかしら?」
ライザック「これはクロミアさん、にいさんでしたら留守ですけど」
クロミア「ああっ、ダメよダメ!“お兄ちゃん”って言わなくちゃ」
ライザック「!?」
クロミア「まったくもう、妹キャラで売ろうって言うんならこれくらい覚えておきなさいよね」
ライザック「そ、そうなんですか……」
クロミア「安心して。可憐があなたに妹キャラのなんたるかをしっかり教えてあげるから」
いきなり源氏名を名乗りだすクロミアと彼女を不安気に見つめるライザック。
ブラックウィドー「遅れてごめんっシャ」
クロミア「やっと来たわね。待ってたわよ、鞠絵ちゃん」
ライザック「(鞠絵って何…?ていうかどうしてメガネ!?)」
彼女はまだ知らない。この二人が幾多のデストロン兵をして「レオザック、こういう事じゃ有能だったんだな」と驚嘆させしめる快進撃の原動力になる事を。
一方セイバートロン星では
マスガル「目覚めよプライマス!萌えなどにとち狂ったデスザラスに天罰を下せ!」
ガスケ「あ、本心出た」
ランバレ「シーッ、殺されるぞ」
プライマス『…何の用だ、我が眷族にして野心に満ちた者よ』
マスガル「萌えのダークサイドに落ちたデスザラスに鉄槌を喰らわすべく初代メガトロンを復活させてくれ。ガルバトロンとしてな!」
プライマス『意味はよく解らぬが容易いことだ。だが萌えとは何か?我は創造神、安易に肩入れするわけにはいかぬ』
マスガル「…説明?『萌え』のか?」
サンクラ「そーゆーアホなことは!」
ランバレ「俺達!」
ガスケ「三馬鹿トリオにお任せあれ!」
ロードストーム「ほう、自覚あったんだ」
三馬鹿の熱弁によってプライマスは『萌え』についての知識を得た
その間マスガルは苦虫を噛み潰したような顔をしていたのは言うまでもない
なぜかモールダイブは顔を上気させていた「萌えか…興味深い」
プライマス『事情は了解した。だがガルバトロン召喚の代わりに「私にいい考えがある」』
ベクプラ「…!いかん!みんな逃げろーっ!」
ロードストームがベクタープライムを連れ走り出した!
マスガル「なんだと…うおおおっ!」
プライマスの放った光に包まれた一団
彼等は萌えメイド姿にリフォーミングされていた!
マスガル「な、何だ、これはっ!」
プライマス『昨今我等の人気が零落している。それを打開するにはその萌えとやらなかなか有意義』
マスガル「待て!そんなことを頼んだわけではないぞ!元に戻せ!」
プライマス『我は創造神。眷族の争いは避けねばならぬ。これが私の基本プログラムだ』
マスガル「…っ!」
三馬鹿、モールダイブがお互いのエプロンの柄を誉め合う中、マスガルはorzの姿勢で立ち直れずにいた
ベクプラ「危なかった…だがよく反応してくれたな」
ロドスト「俺は地球に長いこといたからな。あの声であの台詞、そりゃあ逃げるってもんよ」
ベクプラ「しかしあのメイド連中これからどうするんだろうな」
ロドスト「…なあに、俺にもいい考えがあるぜ」
ブラックウィドー「さっきの電話なんだったっシャ?」
クロミア「…なんかロードストームから。新人メイドを何人か面接に送るって。どこで見付けたんだか」
ライザック「仲間が増えて嬉しいですね」
「ええっと・・・次は大帝会議用のプレゼンだな。」
再びキーボードにつくレオザック。
メイド喫茶の準備を進めつつもこれを万全の体制で勧めるべくプレゼンを製作していた。
しかし・・・製作していく時点である問題が生じた。
「TFばっかで人間がいない・・・これは大問題だぞ。セイバートロン星ならともかく地球だからな
アウターシェルのレンタル料も高いし・・・。」
レオザックはTFと関係のある女性陣を思い出した。
「カーリー、メリッサ大尉、アストリア、ミネルバ、パティたん、イルミナ、ジュンコ、アイちゃん・・・
アイちゃんは人間じゃないとしてどれもサイバトロン絡みだな・・・。よし、こんなときには!!」
レオザックは再び電話機に手を取った。
「サンストーリーカー話があるんだが?」
「何か忘れているような気がする・・・。」
プレゼン製作を終えてレオザックはテレビの「ギガ・メガのおもろい夫婦」を見ていたが、
何か忘れているような予感がしてサンストリーカーに頼んだリストを確認した。
「ええっと・・・カーリー、メリッサ大尉、アストリア、ミネルバ、
パティたん、イルミナ、ジュンコ、アイちゃん・・・。」
レオザックはそれをみてはっとした。
「アレクサとミーシャたんとローリがいない・・・。
他の二人はともかくミーシャたんのメイド服姿は(;´Д`)ハァハァものだからな。」
そういうとすぐにレオザックは自室に戻り、サンストリーカーに追加の電話をしたのはいうまでもない。
>>682 ご指摘どうもありがとうございました。実は自分もすぐに思い出しましていました。
サンストリーカーにスパリン・GF組のスカウトを電話で依頼した後、
レオザラックの粗末な仮事務所(自称:秘密基地)にスネークが訪れた。
レオザック「よう。お前の物騒な精神交換機は使わず済みそうだ。俺の人脈だけで、
当座必要なメイドが揃う見通しがついたんだ。凄いだろ?」
スネーク「ホホ。それは幸い。今日は開店に必要な物の手配が終わった事を、
伝えに来ただけさ。…内装、調度品はやはり人間の手でないとねえ。」
レオザックはスィンドルが手の回らない所をスネークに任せていた。仕事振りは問題ない。
寧ろ機転や目端がきき、開店の手続き等も代行してくれる、実に役に立つ男だ。
しかしレオザックはスネークに得体の知れなさを覚えていた…
レオザック「なあ。スィンドルから聞いたんだけど、あんた初代メガトロンとも
取引してたんだって?その時の名は…」
スネーク「シーッ。私の名は秋葉原でも目立ちやすいんだ。気をつけてくれよ。
さて、初代とは取引はあるが、それ以降はねぇ…ガルバトロンはアレだし、
スコルポノックは陰険で、ブラックザラックに至っては論外。
ようやく、取引再開するに相応しい相手が出てきてくれて嬉しいよw」
確かにスネークの言う通りだった。スコルポノックの陰険さは度を越えていた。
最後には仲間すら裏切り、デビルZの力を独占しようとしてジャンケンで負けたのだ。
それが、デスザラスそしてレオザックの栄光再びに繋がったのだから皮肉なモノだ。
スネークにメイドの制服の追加注文を頼み、ドアまで送った時レオザックは言った。
「スネーク。お前は正しい相手を選んだ。このメイド喫茶はほんの手始めだ。
このレオザック様はもっとビッグになる。…だからこれからもヨロシクな。」
帰る途中、スネークのポケットの中で携帯が鳴った。相手はデスザラスだった…。
デスザラス「コブラコマンダーよ。あの馬鹿はうまくやっておるか?」
スネーク「首尾は上々。スィンドルの報告もにそちらに届くだろう。全ては貴方の掌の中。」
デスザラス「フン。レオザックの得意な姿が目に浮ぶわ。よし、作戦はそのまま続行。」
携帯を仕舞ったスネークは夕陽を見た。そして思わす叫んだ。
「コ〜ブ〜ラーッ!!」
それから数日後、レオザックの仮事務所(自称:秘密基地)の前には看板を持ったシルバーボルトの姿があった。
「レオザックさんのメイド喫茶の面接はこちらデス!って・・ウサギはね寂しいと死んじゃうんですよ?」
「何言ってるっシャ。しっかり案内するっシャ。」
後ろからブラックウィドーがシルバーボルトを小突く。
「ブラックウィドーさん、本当にメイドさんになるんですか?」
「あたり前っシャ。」
「僕はメイド姿の貴方は好きですっ!」
「あたしもよ。シルバーボルト。愛してる。」
熱いキスをする二人だが、事務所の中では既に集合しているスカウトされたメイド予定達が雑談していた。
>681
一方、プライマスと化したセイバートロン星では!
変形の余波が星全体に及んでいた!
・ギャラコンの基地は滅茶苦茶になっていた。
ギャラコン「アイタタタタ…ベクタープライムの言っていた大事件ってこれか…」
ドレッド「急なトランスフォームのせいか、酔った。誰か酔い止めをくれ…」
エクシ「飛行機のくせに何言ってんだか…」
皆がとりあえず落ち着くと、ギャラコンはすかさずプライマスに問い掛けた。
「創造神プライマスよ。一体なにが起きたのです?」
基地にプライマスからの画像が送られてきた。そこに写ったのは…
エクシ「ベクタープライム?!バイク野郎と一緒だ!」
ドレッド「奴め!我々に対する腹いせか?」
初代コンボイ「よし、いい考えがある。ベクタープライムを皆で袋叩きにしよう!」
ギャラコン「アンタ…どっから湧いて出てきたんだ?」
ところが、画像はベクタープライム達を飛び越え、しょげているマスガルを指した。
ご丁寧に「犯人はコイツ」とキャプション付きで。
エクシ「俺は勿論ベクターの奴を信じていたよ。」
ドレッド「勿論私も、彼がそんな事はしないと確信していたよ。」
初代コンボイ「よし、いい考えがあるマスガルとやらも一緒に、皆で袋叩きにしよう!」
ギャラコン「アンタなあ…」
プライマスの画像が、突然宇宙に切り替わった。そこには惑星サイズのスパリンガルバが、
邪悪な笑みを浮かべて立っていた。
「プライマスと直接戦う機会が出来て嬉しいぞ!余りの嬉しさにすっ飛んで来たわ!」
皆がこの緊急事態に固唾を飲む中、プライマスは厳かに答えた。「ふーん。あ。そう。」
こうして惑星サイズのTF同士の対決が始まった。
スパリン基地の曙達も慌てて、オメガコンボイになってプライマスの応援にと思ったら、
状況を監視していたスカイファイヤーから連絡が「…もう、勝負つきましたヨ!」
「ええッ?」合体途中だったオメガと曙は中途半端な格好でピョンピョン飛び跳ねながら、
空を見ると、惑星サイズのスパリンガルバが顔や全身ボコボコにされて土下座していた。
「すいません…プライマス。ちょっと調子に乗ってました。これ以上は勘弁して下さい…」
プライマスは厳かに答えた。「今度やったら、殺すよ。」
その頃、惑星サイズの土下座にも見向きをせず、残骸の中を走る抜ける影があった。
ロードバスターとキッカーだった。二人は必死の表情でミーシャの研究所へ急いでいた。
「急げロードバスター!ミーシャが心配だ!」
「了解、相棒!自分もミーシャのプロトフォームが心配だ!」
プライマス変形やスパリンガルバの襲撃で、研究所は瓦礫の山と化していた。
一瞬、絶句する二人。しかしその側にはオムニコン達がミーシャを救い出していたのを、
見つけて二人はホッとし、慌てて駆けつけた。
キッカー「ミーシャ、無事か?」ミーシャは健気に頷いた。
ロドバス「ミーシャ、お腹の中のプロトフォームは大丈夫か?」ミーシャは笑って頷いた。キッカー「(溜息をついて)…良かったあ…ところでロードバスター!お前!
お腹の赤ちゃんの事をプロトフォームというのを止めろ!!!!」
ロドバス「自分は間違ってない!記録で初代コンボイ司令官が言っていた。」
(記録の再生)
初代「…皆さん。落ち着いて聞いてください。地球の女性は、自力で、
初期化されたスパークを持つプロトフォームを産み出す事が出来るとです。」
皆「…う…嘘こくでねえ!あんな娘っ子にベクターシグマと同じ事が出来る訳ねえ!」
初代「嘘ではありません!事実なのです。」
皆「嘘だ!嘘付きはディセプティコンの始まりだ!…あ、ブラーが引き付けを起こした!」
ウルマグ「静粛に!静粛に!」
(記録の終了)
キッカー「…あのなあ。お前らオーバーなんだよ。」
ロードバスター「何だと!この1件は惑星全体で大問題になったんだぞ!相棒!」
熱くなる二人をミーシャは宥めた。大きくなったお腹を優しく撫でながら言った
「いいじゃないですか。キッカー。言い方はどうあれ、ロードバスターが、
私達の子を心配してくれる事には、変わりがないんですから…」
ミーシャの言葉に、二人は納得した。
「そうだな。仲直りだ相棒。」「こっちこそ」
二人は握手した。そしてプライマスも、土下座するスパリンガルバを足蹴にしながら、
キッカー達を優しく見守っていた…。
少し慌てて追記:腹ぼて(妊婦)ミーシャの下りは自由にして下さい。
>>688 「なんだってー!!ミーシャたんが妊娠!?」
サイバートロン星での大騒ぎをニュースを見てサンストリーカーに連絡したところ、
ミーシャの妊娠を聞いて目を丸くしていた。
ライザック「どうしたのにい・・・お兄ちゃん?」
レオザック「どうした・・・・お前までお兄ちゃんだなんて子供の頃以来だな。」
ライザック「私、クロミアさんとブラックウィドーさんに妹キャラのいろはを教えてもらったんです。」
レオザック「そ・・・・そうか・・・。」
レオザックは自分の妹の変わりように驚きつつも、計画の成功を予感していた。
レオザック「流石だよな。俺様。」
紆余曲折はあったものの、ついにメイド喫茶は開店の日を迎えた。
北風ソロン「この賑わい…さすがは大帝様だ、世間のニーズをわかっている」
南風ジャン「ところでスターセイバーから開店祝いを預かってるんだけど、どこに渡せばいいんだろ?」
ソロン「ここの責任者はレオザックだけど…あれ、何やってんだろあいつ」
ソロンの指差す先でレオザックがつかつかとテーブルの一つに歩み寄っていた。
サントン「若、落ち着いて下さい!」
スカイワープ「若、殿中…じゃなかった店内ですぞ!」
ライオジュニア「うるさい!妹キャラを売りにしているくせになんでスポーティな"ボク"キャラがいないんだ!」
騒ぐライオジュニアのそばではクロミアとブラックウィドーがしまったと言わんばかりに顔を見合わせていた。
ここは俺の出番とばかりにレオザックはライオジュニアに語りかける。
レオザック「そこのボク、ここまで言うからには……」
スカイワープ「いかん、このままでは若が危ない」
サントン「かくなる上はマグナボスに合体……」
ドリルホーン「おい、この流れでいったら俺達もライオカイザーに合体しなきゃならんのか?」
ジャルガー「それで店内壊滅ってオチなんかやだぞ俺」
一同が固唾を呑んで見守る中、レオザックはライオジュニアに何かを差し出した。
レオザック「やってみる覚悟はあるんだな?」
ライオジュニア「うん、ボク頑張るよ!」
一同「な、何ですとー!?」
騒然とする一同をよそにライオジュニアはレオザックが差し出した一着のメイド服を嬉しそうに受け取るのだった。
そして一週間後、なぜかスカイワープとサントンも花形になっていた。
サントン「まあ我々は厨房なんだがな…はい、エネルゴンオムレツできたよ」
スカイワープ「こんな形で若を助ける事になるとはな…ふむ、人間用アッサムティーとエネルゴンダージリンね」
そして客席ではライオジュニアが元気に働いていた。
ライオジュニア「やだなあ、ボク男の子なんだよ?」
シックスナイト「だがそれがいい!」
アイアンハイド「素晴らしい…胸に開いた大穴が塞がれていくみたいだ……」
ウルトラマグナス「ベクタープライムも来ればよかったのにどうしたと言うんだろう?」
ラウル「なんなんだ…このヘタレ感ってどこから来るんだろ?」
トラックス「言ってやらないでくれ。他人とは思えないんだよ」
ラウル「ま、店員が可愛くてメシが美味けりゃ言うことはないよな…ってここ、本当にデストロンの店なんだろうな?」
トラックス「ここのは結構マシな部類だからな(言えないな…うちの司令官が"私にいい考えがある"ってソープ造ろうとしていたなんて……)」
698 :
ぼくらはトイ名無しキッズ:2006/02/28(火) 20:55:40 ID:9pQKoyZoO
こんなトランスフォーマーは嫌だ
いつも不良在庫の山をつくり会社を倒産に追い込む
会社が無くなる前にタカラ社屋色の青戸マキシマムを出すと思ってたんだけど
ダッコちゃんは最後までトランスフォームしなかったな
>>700 ホイルジャック「面白いアイデアなんで作ってみましたわい」
チャー「懲りんやっちゃなあ、またラチェットにどやされるぞい」
トレイルブレーカー「…ダイノボットの時のように暴走するんじゃあるまいな」
ホイルジャック「知能面の問題か?なあに既存のパーソナルコンポーネントを手に入れたから大丈夫でしょ。
それにそんな時の為に君を呼んだんじゃないか。フォースバリアで何とかしてくんさいな」
ゴング「またスィンドルのとこか?」
チャー「失敗する気満々じゃのう…」
ホイルジャック「うるさいのう。さあご覧あれ!」
現れたのは巨大なダッコちゃんだ!
チャー「…でかっ」
トレイルブレーカー「…一体何の役にたつんだ?」
ゴング「つうか動けねえんじゃねえの?」
ホイルジャック「タカラトミーの本社ビル警護とかに役に立つぞ。これぞRobots in disguise。さあダッコちゃんトランスフォーム!」
ギコガキゴ
ダッコちゃん「…ん?うわ、何だこの姿!誰が俺様をこんな醜いロボットにしやがった!
ちきしょう、俺を馬鹿にする奴は誰だろうと許さねえぞ!(半泣き)」
スィンドル「…こないだ解体したスタスクのパーツどこやったかな。売っちまったか?」
戦いの末ダッコちゃんは取り押さえられた
シルバーボルト「あまり妙な研究はしないでください。スペリオンになるため世界中からエアーボット呼び寄せるのは結構手間なんですから」
トレイルブレーカー「しかしよりによってスタースクリームのコンポーネントだったとは」
チャー「知能に問題ありすぎじゃな」
ゴング「今すぐ解体しちまおうぜ」
ホイルジャック「もったいないが仕方ないのう。二週間以内だし返品きくかな」
チャー「…お前しばらく外出も買い物も禁止」
ダッコちゃん「元に戻せー!助けてくれー!メガトロン様ー!」