GUNDAM FIX FIGURATION〜0018

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自分が、マフティー・ナビーユ・エリンであります。
今日まで自分を中心とした組織が、地球においでになった連邦政府の閣僚たちを
粛清してまいりました。
そしてその度に、何故こんな暗殺団まがいのことをしてきたかを説明してきました。
それについては、かなりの世論の支持を得ていることは連邦政府の関係者もご存知のはずです。
にも関わらず連邦政府は反省の色もみせずに、ここアデレートでは、
更に地球汚染を再開するような法案の成立を目論んでいます。
本格的な閣議は明日から始まり、マフティー掃討のためにはどのような支援も
行われるであろうという合意がなされます。
しかし、それは連邦政府の関心が、我々に向けられているという程度の問題でしか
ありませんから、それについて糾弾はいたしません。
テロは、あらゆるケースであろうとも許されるものではないからです

我々がマフティーの名前のもとで、Ξガンダムとともに連邦政府と戦うのは、
組織に溺れた人々を粛清する目的があるからです。
これが理想の戦いでないのは知っているのですが、宇宙移民法にあるとおり、
すべての人々が宇宙に出なければ、地球は本当に浄化されることはありません。
現在、人類は宇宙で平等に暮らしていけるのです。
オエンベリでは、地球に不法居住しようとする人々が軍を組織しようとした非はあります。
しかし、それを力ずくで排除したのは、幾多の種を絶滅させた旧世紀人のやり方と
同じではないでしょうか?
問題は、新しい差別を発生させて、連邦政府に従う者のみが正義であるという
一方的なインテリジェンスなのです。