妻と初めてした会話 10言目

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喩えがよくわかんないよ(´・ω・`)

さて、ラストな

中学校を卒業して違う高校に進んだら、もう俺達と三人で居る理由が無いと、
いろいろ考えてテンパッちゃった嫁さんは、本命の第一志望を受験する前、
俺に手紙をくれた。

大事な試験の前に何やってるって怒らないで下さいと前置きして、父親関係で
不安だったときに俺達三人で過ごせたのが楽しくて、安心できたこと。
俺と英語を勉強するのが面白かったこと、俺に褒められたくて、スゴイと言われ
たくて、だから一生懸命頑張ったこと。
俺達三人のことや受験が終わった後のことをいろいろ考えすぎて混乱してしまい、
一度全部吐き出してしまわないと本命の試験に集中できないと思ったこと。
違う高校に進んだら、きっと今までの様には会わなくなるだろうから、最後に
もう一度俺に教わった英語を使って、俺にスゴイと言わせたかったこと。

そんなことやってる場合でも無かった筈なのに、一生懸命言葉選んで手間かけて、
ごっちゃになったいろんな感情をそれでも丁寧に並べたオール英文の手紙は、
直接的な単語こそ使って無かったものの鈍感な俺ですら解るラブレターで、
それこそ俺なんか瞬殺だったわけだ。だから俺は試験当日の夜、電話をかけた。
「大事な試験の前に何やってんの」
「だから怒らないで下さいって書いたのに」
俺としては精一杯年上の余裕持って話した筈だったのに、嫁さんに言わせると
ちょっと変なテンションだったそうで、きっとこれなら言っても大丈夫だと
思った嫁さんに、その電話で告白された。
「受験生の夢にまで出てきちゃって、どうしてくれるんですか?」
「ゴメンなさい(´・ω・`) 」

と、そんなこんなで交際開始して数年後、めでたく結婚いたしましたと。
読み返すとあんまり面白くない話だが、長々と続けてごめんよ(´・ω・`)