妻と初めてした会話 10言目

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よう、久しぶり(´・ω・`)

さて、続きな

嫁さんも同級生も、お互い相手の気持ちに気付いていながら、
でもやっぱりお互いを大事な友達だと本心から思っているという、
マヌケな俺だけ気付いてない微妙なパワーバランスのせいで、
いつもの三人は、その後少しの間だけ少なくとも表面的には
変わらずいつもの三人でいられた。
全部知ってたらあの場にはいられんわな、俺チキンだしね。

「あんたの方も惚れちゃうっつーのが誤算だった」
あの頃の話をしたとき、同級生は苦笑した。
頑固でクソまじめだが、基本的には優しいし、ウザくなる直前の一歩
手前で面倒見が良いから、あの子があんたを好きになるというのは、
まああり得るかなと思ってた。
でも、あんたはあの子みたいな”いかにも可愛い女の子っぽい”タイプ
って苦手だった筈だし、あの子だって高校進学して今までみたいに
会わなくなれば、きっと冷めるだろうって。
だから、秘密の共有で仲良くなってから、その後高三のラスト一年で
俺を篭絡してやろうというのが、彼女の思惑だったそうで。
うん、まあ概ね正しい分析だよ。そういうヤツです俺(´・ω・`)
370306:2012/03/04(日) 19:14:55.21

「どうすれば良いのか解んなくなっちゃったんですよ」
あの頃の話をしたとき、嫁さんはため息ついた。
付き合ってはいなくても、きっと同級生は俺のことが好きな筈。
嫁さんにとって”カッコいいお姉さん”であった同級生を出し抜いたり
裏切ったりもできず、こればかりは当然相談できるわけも無い。
受験が終われば自分は俺達とは違う高校に通う上に、今度は俺達が
大学入試の受験生になって、今まで通りには会えなくなる。
というか、そもそもこんなことばかり考えずに勉強しなくちゃ、
といろいろ考えすぎて、そのうち夢にまで俺達が出てきて、
朝、泣きながら目覚めたりするようになったそうで。

そんないろいろを詰め込んだまま、クリスマス・正月とささやかに
過ごした二月、入学試験の直前に嫁さんから貰った手紙で、
俺はあっさり惚れてしまいました(´・ω・`)


ごめん、だらだらと吐き出しすぎた
今度こそあともう1〜2レスで終わります。