よく考えれば誘いうけは良くないな…すまない。
マズメシ嫁と離婚した。
いや、マズメシ自体は我慢できない範囲じゃなかったんだ。
生煮えの野菜も、魚も、肉もレンジでチンすればまぁまぁ食えた。
焦げていれば、その部分を避ければ良かった。
味が濃ければ、飯+水で流し込めた。
味が薄ければ、そのまま飲み込めば耐えられた。
注意すれば逆ギレするから、何もいえなかった。
でも、元嫁のなにもかもに嫌気が差してしまった。
※若干フェイク入れてます。
ある日、隣の若奥さんが里芋の煮転がしをおすそ分けしてくれた。
これが美味かった。涙が出るほど美味かった。今でも覚えてる。
でも元嫁は
「なにこれwwおばあちゃんの味!?見た目今風でも料理は昭和www」
とひたすらpgr
次の日、井戸端会議で若奥さんの煮物が大絶賛されていたらしい。
というか、おすそ分けするにあたり煮物がいいかそのままでいいかあらかじめ聞いてあったそうだ。
(お前、自分で煮物がいいって言ったのにあの態度か…)
コレをきっかけに元嫁の何かのスイッチがON。
毎日嫌がらせの手紙、俺のいない&隣の旦那もいない時間を狙って壁を叩く、根も葉もない噂を撒く(信じている人はいなかったのが救い)
ついで、なんか元嫁のメシが美味くなったなと喜んでいたが
隣 家 に 集 っ て や が っ た
810 :
806:2009/02/06(金) 14:12:04
あ、↑俺な。
なんで分かったかというと、若奥さんが旦那を介して相談してきたから。
実は旦那=俺の部下。
あの馬鹿元嫁、「自分の言うこと聞かなければ夫(俺)にいって旦那(部下)クビにしてやる」って脅してたらしい。
そんなもんで若奥さんも旦那に言えず、貯まらない貯金に疑問を持った旦那が問い詰めて発覚。
旦那が俺に聞いてきて、俺ビックリ。
知らなかったこととはいえ、他人様の家計に迷惑を与えていた非礼をこれでもかと詫び(いくらか包んだ)た。
すると、「それとなく止めるように言ってもらえませんか」とこちらが恐縮(しなきゃいけないのはこっちなのに…)するくらいお願いされた。
ちなみに包んだものは、今後も気持ちよく一緒に仕事がしたいからと受け取ってもらえなかった。
この時点で元嫁に対する+の気持ちは無くなった。
もう俺、怒ったね。腸が煮えくり返るってこのことか。怒ってやっちゃったよ…「それとなく」って言われてたのに、即日俺と元嫁の両親呼び出しで会議。
俺としては離婚する気マンマンなので、後で弁護士付けてもいいように会話は録音&録画。
証拠の手紙、壁を叩く音の録音、撒かれた噂のリスト、集り前と後の隣家家計簿の比較表、全てコピーを貰ったので、ソレ見せた。
結果、俺+俺両親大激怒、元嫁両親大号泣、元嫁大逆ギレ。
元嫁両親泣きながら平謝りで、その場で離婚成立。
お約束の「慰謝料って妻が貰えるものじゃないの!?」もあったが、元嫁両親に散々罵倒され殴られてた。
もうソレ見ても何も思わない俺。愛して結婚したはずなのに、元嫁が汚らしいものに見えてしまった。
後日、一応弁護士付けてちゃんと書類つくってもらって慰謝料請求。
部下夫婦は訴えるまではしたくないっていうんで、やっぱり俺からまた包んだ。今度は受け取ってもらえた。
で、明日引越し。もう片付けちゃってキッチン使えない俺のために部下が夕食に招いてくれた。
あんなことのすぐ後だから遠慮してたけど、是非だって。
いい部下もった。
811 :
806:2009/02/06(金) 14:17:06
ちなみに俺は一社員の人事を自由にできるほど偉くなんて無い。
引越し準備も終わって(部下夫婦なんにも言ってないのに手伝ってくれた…)、一息。
これまた何にも言ってないのに、コーヒー出してくれて一人にしてくれてる。
なんで部下嫁はこんなに空気読めて、料理も美味くて、旦那一筋で…
そりゃ顔だけ見れば元嫁のが綺麗だったけど、心はな。