本当にあった怖い話〜既婚男性板編〜

昨日誕生日だった。
今日会社サボっている。

なんか自分でもこういう状況になったのが良く分らない。
まだ混乱しているので書きながら整理させてくれ。

会社は半分外資で、下に5人のスタッフがいるがうち3人
は外人。去年入社してきたOちゃんは、チャイニーズアメ
リカンと日本人のハーフで、3ヶ国語できる結構な美人。
スタッフの一人はたぶん目をつけていて、俺の上司もし
ょっちゅう直接彼女を呼び出したりしていた。

俺も美人とは思っていたが、嫁大事だし、あくまで部下と
して成長させてやろうというつもりだった。彼女は2社目
だったけど、日本にある会社は始めてで、経験もまだ浅
い。他のスタッフのサポートを最初にさせるよりも、俺の
直下の方がよいと思い、大体一緒に仕事していた。
外でミーティングした後、一緒にご飯も食べたり、飲み
に連れて行ったり、俺としてはなるべく早く慣れてもらお
うとがんがっていたつもり。

昨日は誕生日というのに嫁（低血圧）は仕事がない日な
ので起きず、自分もやや寝坊。10時から社内ミーティン
グが合ったので、ご飯も食べず会社へ。Oちゃんはちゃ
んと準備しておいてくれた。資料を見返しながら急いで
ミーティングルームに移動したんだが、その時Oちゃん
から嬉しい言葉が！！！

「○○さん、今日誕生日ですよね。おめでとうございま
す。最近ケーキ作りに凝っているですけど、もしよければ
うちまで食べにきませんか？」（ちなみに彼女は英語の
が得意）
俺「（超嬉しい！！！）・・・おお、覚えていてくれてあり
がとう。けど、会社には持ってきていないの？」
O「そのつもりだったんですが、昨日遅かったので、作る
のが遅くなって、朝はまだケーキが固まっていなかった
んです」
俺「ありがとう。君は忙しいのにとてもそんなにしてくれて
とても嬉しい」
O「それに、個人的に（みんなとではなく）誕生日をお祝い
したいんです。今日夕方に△△社に行った後で着ていた
だけますか。」

嬉しかったが、さすがに動揺した。
ミーティングの時はずっとどきどきしていた。けど無事終了
。お偉い様のご機嫌も上々。
終わって△△社に行くときは（Oちゃんはその前に別のア
ポがあり、現地で集合）、どうしようか迷っていた。けど、
結局彼女の部屋に行ってしまった。
行くときのタクシーでは最初は仕事の話をしていたが、後
半は二人ともだまっていた。

部屋はつくりは普通のマンション。
部屋に入る前、Oちゃんは「奥の部屋がベッドルームなの。
私は先に入っているから」

・・・って、おい！

なあ、普通こうなったら、拒めないよな。。。

部屋はアメリカっぽいモダンな感じの部屋。
入ると横がキッチンで、その横にバスルーム。キッチンから
リビングがあり、さらにその奥にベッドルームという作りだっ
た。彼女はバスルームのドアを開いて、おくから持ってきた
バスタオルを俺に手渡して、奥の方部屋に入っていった。

はい、このときはもう既にびんびんです。

急いでシャワーを浴び、リビングを急ぎ足で通って、彼女の待
つベッドルームへ。

「サプライズ！！」の声と「キャー」という彼女の声、
そして目の前には会社にいる部下たち。

頭の中真っ白というのはこういう状況をいうと分りました。何
を自分で言ったか覚えていませんが、Oちゃんは泣き出し、
周りの男が慰め、一部は怒鳴り声で「早く服を着ろ」と言う。

服をきてそのまま帰りました。

帰ると嫁が「朝ごめんね。誕生日おめでとう」と言って抱きつ
いてきた。嫁が準備した料理とワインとケーキをみて、俺は
一気に泣き崩れてしまった。

「会社で嫌な事あったの？」と嫁が聞いてきて、
何も言えず、また涙も止まらなかった。

たぶん、Oちゃんのワナだったんだと思う。
というかそうとしか思えない。
よかれと思ってしたことが彼女には嫌なことだったり、プライド
を傷つけたんだろう。

でも説明しても部下の部屋に行って、
勘違いして、彼女を襲おうとしたと思われている。
不倫やセクハラとかはざらにある会社だが、だからこそ表ざた
になると解雇も普通です。

朝嫁に会社に病欠ということで会社に連絡してもらった。彼女は
でがけに「今日でも明日でも落ち着いたら話してね」と言った。

昨日誕生日だった。
今日会社サボっている。
これからどうしよう。。。。。