496 :
ななしの珍味:
大分県フグ処理師 心訓七則 (原文:福沢諭吉翁 心訓七則)
一、
大分県フグ処理師として一番楽しく立派な事は、
一生涯を貫く包丁を持つという事です。
一、
大分県フグ処理師として一番みじめな事は、
フグ毒(テトロドトキシン)に関する知識のない事です。
一、
大分県フグ処理師として一番さびしい事は、
有毒部位を保管する鍵つきのゴミ箱のない事です。
一、
大分県フグ処理師として一番みにくい事は、
お客様に有毒部位の胆を食用提供する事です。
一、
大分県フグ処理師として一番尊い事は、
お客様の為に奉仕して決して有毒部位の胆を食用提供しない事です。
一、
大分県フグ処理師として一番美しい事は、
全てのフグに愛情を持ち有毒部位の胆を食用提供しない事です。
一、
大分県フグ処理師として一番悲しい事は、
有毒部位の胆を食用提供する事です。
497 :
ななしの珍味:2008/02/16(土) 13:33:59 ID:yAwEssRT
大分県フグ処理師 心訓追加二則
一、
大分県フグ処理師として一番ずるい事は、
他県からかき集めた養殖トラフグの産地偽装をして
標準和名を用いずに臼杵フグと称し
臼杵地方で獲れた天然トラフグとして販売し
有毒部位の胆を食用提供する事です。
一、
大分県フグ処理師として一番情けない事は、
その日一日に販売したフグの数と照らし合わせて
鍵つきのゴミ箱内の廃棄処分された胆の
数が何故か合致しない事です。