日時
1月8日
場所
井手浦公民館(大字井手浦)
内容
井手浦の老若男女が総出でお祭り行事に参加、お尻をピンピン振って豊作を祈る珍しい祭りです。
「昔、平尾台に大蛇がいて悪さをするので、神様がこれを退治した。ところが尻尾が井手浦に落ち、ピンピン尻尾を振ったそうな。
その年は10数年ぶりの大豊作に恵まれた」ということに因み、始まったと伝えられています。
春の農作業を始める1月8日、村人が当番座元の庭先(近年は井手浦公民館前広場)に集まり、ワラで長さ4メートル、高さ3メートルの大蛇を作り祭壇を設け、
その前で神主さん、当番座元、翌年の座元の三人が腰をかがめお尻を振ります。大きく振るほど大豊作というわけで、「もっと振れ、もっと振れ!」と賑わいます。
この後、神官が大蛇を三本の矢で射とめ、太刀で3ヶ所を斬るしぐさをして大蛇退治は終わります。
【北九州市小倉南区】
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kokuraminami/file_0097.html