【新刊】『知の遠近法』岩波現代文庫 学術130 山口昌男[10/15]

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1隣の工作員φ ★
知の遠近法 山口昌男著
 
岩波書店(現代文庫) A6版350頁
定価1,260円(税込)
2004年10月15日
ISBN4-00-600130-4 C0110

噂と報道のメカニズム,漫画「のらくろ」や映画の記号論,スケープゴ
ートが産みだされる構造,健康という神話性,異人と歴史の中の他者--
「周縁性」の理論で知られる著者が,文化記号論の手法により,70年代
中葉の社会現象を題材にとってそこに見られるディスクールの深層をコス
モロジカルに解読し,日本文化の隠れた次元に迫った名著.
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/60/4/6001300.html より

amazon:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4006001304
2本@さるる:04/10/21 05:17:52 ID:Gcz2jH7N
図書館にあったら読むかも
3名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/21 05:18:09 ID:wSkP4OS9
目次:
第1章地揺れする辺境から ―― チモールからの手紙
第2章噂がひとを襲うとき
第3章知の遠近法を学びたまえ
第4章のらくろはわれらの同時代人
第5章映像の世界の文化英雄たち
第6章ブラウン管のなかの嬰児殺し
第7章アメリカに美学記号を求めて
第8章病いの宇宙誌
第9章周縁性の歴史学に向かって
第10章歴史人類学或いは人類学的歴史学へ
―― J・ル・ゴフの「歴史学と民族学の現在」をめぐって ――
第11章「王殺し」の条件
あとがき
山口昌男の「明るさ」 ―― 解説(川本三郎)
4名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/21 05:19:12 ID:7lrQkLk+
4様
5名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/21 05:21:08 ID:wSkP4OS9
山口昌男(やまぐち・まさお)
1931-
1931年北海道生まれ.55年東京大学文学部国史学科卒業後,東京都立
大学大学院で文化人類学を専攻.東京外国語大学教授,静岡県立大学教
授を経て現在札幌大学教授.「中心と周縁」「スケープゴート」「道化」
などの概念を駆使して独自の文化理論を展開している.著書は『天皇制
の文化人類学』『文化と両義性』『文化の詩学 I ・II』『文化人類学へ
の招待』『「挫折」の昭和史』『「敗者」の精神史』(以上岩波書店)
など多数.
6名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/21 07:10:24 ID:YMyZkW6X
初版は70年代終わりの古典だろ。
そんなことも踏まえずにただ【新刊】かよ。
なんかコメントしれ のうなし>>1
7名無しさん@お腹いっぱい。
のらくろの記号論って
のらくろが歩いている後ろに砂埃の
C=
や駆け出した時の強い砂埃の
=3
のような記号についてのことだったっけ?