【復刊】山川菊栄評論集：鈴木裕子編[8/19]

山川菊栄評論集
鈴木裕子編

岩波書店（文庫青162-3）
予定定価798円（本体760円+税5%）
2004年8月19日重版再開（1990年10月16日発行）
ISBN4-00-331623-1

日本の女性解放運動史上に傑出する理論家山川菊栄（1890―1980）．明
確な論旨と鋭い問題意識につらぬかれたその著作は今日なお大きな意義
をもつ．平塚らいてうら先輩批評家の論理的矛盾を突いて女性解放理論
に新しい地平を拓いた初期から，いちはやく老人問題に注目した後期ま
で，山川婦人論の精髄二七篇を収めた．
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/1/3316230.html　より

山川菊栄（やまかわ　きくえ）
1890.11.3-1980.11.2

旧姓：森田、青山
別名：秋山鶴、秋山鶴子、安藤よし子、石毛タキノ、伊藤はな子、
　　　小池ふさ、坂田まつの、佐藤まき子、佐東まき子、中村かね、
　　　野坂竜子、番紅花、村田まさ、元田初子、數本あい子、山口いと、
　　　山田とみ、吉住鯉子、吉田とよ子・・・等

関連書籍：

武家の女性
山川菊栄著

岩波書店（文庫青162-1）
文庫判201頁
定価630円（本体600円+税5%）
1983年4月16日
ISBN4-00-331621-5

幕末の下級武士の家に生れ育った母千世の昔話をもとに，武士の家庭と
女性の日常の暮らしを女性の眼で生き生きと描き出した庶民生活史．動
乱に明け暮れる水戸藩で女性たちがどのような躾を受けて暮していたの
かが，巧みな筆致で描かれる．女性解放運動の優れた思想家であった著
者による滋味溢れる生活史・民俗史． （解説　芳賀　徹）
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/5/3316210.html　より