【明日の冨樫を夢見て】赤丸ジャンプ感想スレ！

ageついでに感想。

■夏色グラフィティ■　いたって普通だけど、一話完結モノとして考えれば90点くらいでは。

■100■　ひでぇ。「苦痛」顔はキモイし、ラスト8ページの「大コマ&見開き」ラッシュは
画力の無さのせいか手抜きにしか見えない。最後に、女の子の決めセリフだったものを
男の子が言うシーンも、全然ジーンとこない。キャラ同士の関係が描き切れてない。

■Be Happy■　まったく、まとまってない。主人公は結局、ほとんど自力で、宙への恋心
をふっきり、バレーに戻ったように感じた。あの女の子って必要だったのかな？　それと、
宙は主人公にほれていたのに、そのへん上手く描けてないと思う。男の子を好きになって
しまった、っていう「後ろめたさ」はけっこうよく表現できてる。

■哲さんといっしょ■　一見ヘラヘラしてるけど、実は頼れる人。っていう、哲さんの
キャラはよく描けてる。ただ、ケンカ腰の転校生との絡みは、「哲さんが実はスゴかった」
というよりも、「転校生がしょぼかった」としか見えない。つまようじ、って…。
ギャグ漫画なのか？　たけし、でよくある「ちょっと泣ける話」レベルでは。

■ジンノ剣■　画力、ストーリー、では今号で一番よかったと思う。その反面、当たり障りの
ない展開がナニではある。10ページも読めばオチが完璧に予想できるもんね。ただ、主人公
の「物忘れが激しい」キャラは、よかったのでは。女の子との絡みでちゃんと活きてるし。

■福楽木町怪盗奇話■　最近よくある「シリアス半分、ギャグ半分」のドロボウモノ。画力の
無さもさることながら、ストーリーにおいてすべてが唐突。最後の最後に、主人公がミュータント
で悲しい生い立ちがあった、なんてムチャクチャ。「町に眠る宝」も、この主人公の行いの結果
につなげてしまっては、それこそツジツマ合わせでは。

■MAN IN THE PICTURE■　普通にまとまってて、けっこう面白かった。でも、せっかくの「絵画」
がらみの設定も、事件の解決方法が「オーラで殴り合いバトル」的なのは萎え。もっと探偵モノに
寄った展開を期待してた。主人公の正体がチラリと見え隠れするラストはよかった。
あと、メガネの女キャラは「とりあえず出した」としか思えない。もうちょっと役割があれば、ねぇ。

■ペースメーカー■　10ぺージほど読めばオチがわかるストーリーは、どうかと思う。
競馬を題材にしたわりに、「主人公が馬の気持ちをよくわかる」くらいしか活きておらず、
これならF1レースモノでもなんでもよかったのでは。まあ、とにかくありがちな話。

■グレイドクロ・デッド■　世界観がまず不明。「復原者」ってのが、実在するのか、
古い言い伝えなのか、伝説なのか、位置付けがあいまい。主人公が幼い頃に体験した
「不思議な話」かと思えば、余裕で復原者が近所にいたりして、ご都合主義もいいところ。
復原者を目の当たりにした悪役が「ただの噂じゃ！？　実在する！？　いやまさか…」
なんて驚いてるけど、読んでるほうは興醒め。泣ける話でもないし、うーむ。

■DINO SOUL■　「化石バトルモノ」とでも言いましょうか。化石から恐竜などを具現化
して戦わせる…。マテリアルを化石にしただけの、ありがちバトルモノ。まあでも、
ジュラシックパーク３の時期に合わせたんだとしたら、流行を取り入れる姿勢は評価できる。