【ネタバレ】週刊少年ジャンプスレッド35

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360身代わりさん
週刊少年ジャンプ38号
ライジングインパクト 第107話 波乱の後半戦
※ネタバレです。お願いだからsageて下さいね。

「お前…なんであんなことを言った!?
先輩は黙って去っていったけど…多分本気にしてんぞ!!」
黒峰の言葉に戸惑う東堂院…だが黒峰は淡々としていた…
「あなたもあの人も…いつまでもお互い過去を引きずっていく
必要はないでしょう…中途半端な同情が誤解を招いたのなら
私にも責任があるんじゃないかしら……」
「あのなァ!それこそ同情じゃねーか!じゃあ俺が負けたら…本当に…」
「心配してくれてるの?」
にっこり微笑む黒峰に、ただただ東堂院は戸惑うだけだった…
だが、彼女には自負しているものがあった…
「大丈夫よ…私は誰よりもずっとあなたのこと…分かっているつもりだから…」
………
「あっ黒峰先輩!!こっちこっち待っていたんですよっ!!
遅かったからあたち心配しちゃったんですよ〜」
「ごめんなさい…」
ホールに戻り黒峰を迎える仲間たち…その輪の中で黒峰は遠くを見つめる…
確かめたかった自分の本心…まだ受け止める自信のない東堂院…
それでも…あのような形をとってでも
自信をつけさせようとする自分のやり方に…少し胸を痛めた…
…黒峰はそっと心の中でつぶやく…
「……私たち…いつまで幼なじみなのかしらね……」
361身代わりさん:2001/08/12(日) 03:51
「…俺…本気でいきますよ…先輩!」
「フンッそう願いたいものだな…しかしつまらんものだなァ
はなから結果が見えた勝負というものは…」
「もう…2年前の俺じゃないッスよ…」
いよいよ後半戦…東堂院と紅葉は火花を散らしていた…
一方、他の組では…ガウェインとアリア先生の見ている中で
リーベル組が戦っていた…
「変ね…あの子さっきから力みすぎているようだけど…」
アリア先生の言うとおり、リーベルはミスを続けていた…
「ああどうして…どうしてこの組にアリア先生がついているんだ…僕は…僕は…」
しかし…リーベルは顔を赤らめながらも幸せそうだった…
一方、同じホールで闘うライザーはミスの連発でイライラしていた…
「何やってんだライザー! さっきからミスばっか!
前半はあんなに調子いがったのによ…」
だが側に立っていたアリア先生は、この戦いの内容に気付いた…
「はめられてる…」「えっ」
ガウェインは試合を見据えるアリア先生の顔を眺めた…
「あたた…かわいそ〜見てらんないなあ」
リーベルの対戦者は手前の試合を見て頭を掻いた…
「ライザー…どうしちゃったんだ…」
リーベルが心配している前でライザーがまたミスをする…
「フフフフ…アハハハハ…」
「この野郎!!何がおかしいんだよ!!!」
「怒っちゃってかっわいいなあ…ライザーくん…」
ついに姿を表わした謎の黒髪の少年…
ライザーを狂わせた巧妙な罠とは………