【ネタバレ】週刊少年ジャンプスレッド35

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322身代わりさん
週刊少年ジャンプ38号
ONE PIECE 第195話 Mr.武士道
※ネタバレです。sage進行でお願いします。

「…何一つ“斬らない剣”…
何も斬らない…鉄は斬る…さっぱり意味が分からねェ…」
ゾロの放り投げた家がMr.1の頭上にせまる…
「くだらねェマネを……微塵斬(アトミックスパ)!!」
なんと、その家は微塵となってガレキと化した…
「押して押すこと…これが“豪剣”の極意のはず…
「ブッた斬るまでだ!!!!」
ゾロはMr.1に向かって斬りかかる!!
…ガギギギ…ガガン!!…
ゾロは3本の剣で果敢にも攻めるも
Mr.1の体に傷をつけることは無かった…
「…言っておくが…おれを剣士だなんて思うなよ…
てめぇの体を引き裂く武器ならいくらでもある…
螺旋抜斬(スパイラルホロウ)!!」
Mr.1の腕が螺旋状になり、鋭く回転する!!
「剣士じゃなけりゃ…何だい?発掘屋かよ!!」
「おれは殺し屋だ!!」
お互いの剣に火花が走り…ゾロの剣がはじかれる…
そこへMr.1はゾロの体の肉をえぐるように吹っ飛ばした!!
「ぐわああああああああァ!!!」
「フンッ一瞬の読み違いが招くものは……死だ!!」
飛ばされたゾロは柱に当たり、大の字で倒れた…
「まだ息があるな…素手で何をもがくんだ…」
Mr.1はとどめにゾロの胸を十字に切り裂き、柱を破壊した…
「安らかに死ね……」
真上から落ちてくる柱のガレキ…
ゾロは相手の剣を胸に受けガレキの山の藻屑となった…
323身代わりさん:2001/08/12(日) 00:59
煙を撒くガレキをあとにMr.1は背を向け歩き出す…
だが、Mr.1は足を止めて、ゆっくりと後ろを向いた…
「何で立ってる…?あれだけ斬られて…あれほどの落石を避けたのか?」
なんと、ゾロは全身血だらけになりつつもガレキの山の中で立っていた…
まるでガレキがゾロを避けて落ちたかのように…
「…この石を避けた…?違う!分かったんだ石の落ちてこねェ場所が…」
ゾロは確信をした…落ちてくる石の気配…ものの呼吸がることを…
石には石の呼吸…木には木の呼吸…土には土の呼吸…
「…そうか“何も斬らない”ってのは“呼吸”を知れって事なのか…
それが“鉄をも斬る力”!!!」
ゾロは再び剣を手にする…しかも一本の剣で!!
「貴様…一体何をした…あれだけの技を受けて…
それだけの血を流して生きてられる筈がねェ!!!」
「…聞こえるぞ…あいつの鉄の呼吸…」
ゾロの意志が刀に伝わる…
「まあいいさ…次で完全に息の根を止めてやる!微塵斬速力(アトミックスパート)!!」
「一刀流居合“獅子歌歌(ししソンソン)”!!!!!」
一瞬、空気が止まる……そしてゆっくりと流れ始めた…
仁王立ちで剣を鞘に収めるゾロ…
そして後方では血しぶきを上げて倒れこむMr.1の姿があった…
「礼を言う…おれはまだまだ強くなれる…」
その威厳ある立ち姿…
ゾロは最強への高みに一歩踏み出した…