聖闘士星矢の女性キャラαその2

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今日、教皇に呼び出され教皇の間に行くと、教皇の隣で見知らぬ女が立っていた。
「ミロよ、お前に実は探して貰いたい人がいる」
「はぁ、人探しですか?」
「この人の妹にあたる人だ」
「妹?」
教皇の隣にいた女はスワローと言う、名前の女で
なんでも離れて暮らしている妹、ナイチンゲールさんが失踪したらしい。
「そう言う事だ、ミロよ。今回のこの一件、お前に全権一任する」
「はっ、はぁ……」
なにやら、俺はわけが分からぬままこの命令を引き受ける事となった。
考えれば、いったいなんだって言うんだ? 人探し?
そりゃあ、まぁ、聖闘士として正義を尊び、人々の平和を守るのが聖闘士としての役目であるのだが
いつから人探しなんか、探偵家業までやらなくちゃ、いけなくなったんだ?
するとしても雑兵か青銅にやらせればいいような事を
わざわざ黄金聖闘士の俺がする事か?
人探しぐらい警察に頼めよとまったく萎え萎えの俺ではあったが
教皇は出張費用として、かなり金をくれた。
気ままにプラプラ豪華海外旅行が出来るほどの金だ。
とりあえず、ササッとそのナイチンゲールとやらを探して、その金で遊びまくるか
家に帰った俺は旅の準備をしたのだが、このまま真っ直ぐ出発するのも淋しい。
とりあえず教皇から貰った金で今晩は仲間達とオールナイトする事にした。
「さすがだぜ、ミロ、やっぱり持つべきものは友達だよなぁ」
実に陽気に俺を褒め称えるアイオリア。あとはシャカだけで
ちょうどシャカの家が見えてきた。
「おっ、シャカ!」
シャカがちょうど家から出てきた。アイオリアはそんなシャカに声を掛けたが
ちょっと遠かったのか、聞こえなかったみたいで、シャカはどこで拾ってきたのか?
家の前に置いていたボロボロの自転車に乗ってどこかへ行ってしまった。
「アイツ、どこに行ったんだ?」
「仕事じゃねぇか?」
「仕事?」
俺はここで初めてシャカが仕事をしている事を知った。
「最近、なにやら自分一人で何か始めたらしいぜ」
「本当か、でっ、いったいなんの仕事だ?」
「紙芝居」