聖闘士星矢ver.25(白羊宮@デス様がきてシンダ)

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じゃあもっと氷河を底ageしよう。

15年後・・・

春麗(29?)「紫龍ーっ、ご飯が出来ましたよ」
ザクッザクッザクッ・・・
紫龍(29)「ああ、今行くよ」
カチャカチャ・・・
春麗「本当に毎日毎日、畑いじりばかりして・・・よく飽きないのね」
紫龍「土を耕し、作物を育て、生きる喜びを感じているのさ」
春麗「ふふっ、まあどこかへ旅立って命懸けで闘っているより、安心できるけど」
紫龍「そうさ・・・平和が一番だ」
コンコン
春麗「お客さんね、珍しい・・・はーい!今行きます」
紫龍「・・・」
春麗「あら、氷河さん」
ブーッ!
紫龍「ひ・・・氷河・・・?」
ガチャ
氷河(29)「よお」
紫龍「お、おお氷河・・・一体どうしたんだ?」
氷河「なに・・・久しぶりにお前の顔を見たくなってね。これ、土産の荒巻ジャケだ」
ゴトン
紫龍「ああ・・・ありがとう」
春麗「今お茶入れますね、お連れの方もお入りになって」
??「はい・・・」
紫龍「お連れ?」
氷河「ああ」
4126:2001/04/12(木) 20:09
??「初めまして・・・」
紫龍「どうも・・・氷河、この方は?」
氷河「ああ、俺達結婚するんだ」
紫龍「結婚?それはめでたい!しかもこんな綺麗な女性と・・・」
??「まあ・・・ありがとうございます」
氷河「こら、挨拶を忘れてるぞ」
??「あ・・・ごめんなさい。私ナターシャと申します」
ブーッ!
春麗「紫龍!まあ汚い!」
紫龍「ななな・・・ナターシャさん?」
ナタ「はい・・・そうですが?」
紫龍「あ、あの・・・つかぬ事をお聞きしますがロシアの方で?」
ナタ「はい・・・」
春麗「?」
紫龍「ひ、氷河とはどこでお知り合いに・・・?」
ナタ「それが・・・気が付いたらシベリアの大地で、この人に抱かれていて・・・」
紫龍「・・・」
ナタ「聞けば私の乗っていた船が難破して・・・この人が助けてくれたんです」
紫龍「・・・」
ナタ「私、それまでの記憶を失っていて・・・それでもこの人のおかげで今日まで・・・」
紫龍「・・・」
ナタ「この人、”記憶なんて関係無い。俺が君を一番愛してる”って・・・(赤面)」
紫龍「・・・氷河?」
氷河「何かな?」
紫龍「お・・・お前・・・人として・・・」
氷河「どうしたんだい紫龍?俺は君が何を言ってるのか解らないよ」
紫龍「@#%^$」
氷河「きっと畑仕事で疲れてるんだよ。悪かった、突然訪ねてきて」
春麗「ホント・・・この人、一日中畑ばかりいじってるんですよ」
紫龍「は・・・ははは・・・」
氷河「結婚式には二人を呼ぶよ、招待状送るから」
ナタ「ごきげんよう」
ガチャ・・・
春麗「・・・氷河さんも結婚かあ・・・これで独身は一輝さんだけね」
紫龍「・・・」
春麗「紫龍?」
紫龍「春麗・・・悪い、具合が悪くなったんで寝かせてくれないか?」
春麗「う・・・うん・・・大丈夫?」
紫龍「ああ・・・」
ガチャ・・・バタン
春麗「・・・どうしたのかしら?」