小原「おい、お前らビール持って来い!ビール!」
後藤「なんだこの2本は…」
越中「まぁ今日は見ての通り、俺達の勝ちだよ、うん。ジャガーと工藤に来てもらったのは
北斗がケツ野郎とか言って、なめて掛かりやがったから、じゃあケツの凄さを
見せてやろうと。そういうことですよ。」
ジャガー「他でもないエッチューさんの頼みだしね。あと、まぁデビルの勧めもあってさ。
まぁ今日は工藤の足引っ張ったんじゃない?アハハハハ…」
工藤「えっと、やっぱり越中さんとか維震軍の人達が…、そのやろうとしてることがぁ、
なんか面白いかなぁって思ったしぃ。ヒップアタック馬鹿にされたくなかったしぃ…。」
越中「まだまだ追いつめていきますよ、ああ。なんだよ今日のあの北斗は?あいつが誰を
連れてこようと一緒だって!…ところであの広田って奴なんだよ、ふざけんなって!」
ジャガー「あの娘と当るの初めてだったよ。コミカルだって聞いたけどやられたね、首が痛いよ…。」
工藤「私も初めてだったんですけど、ちょっと面食らいました。だけど骨を切らせて肉を断つみたいな…。」
越中「とにかく再結成した以上、維震の風、このGAEAで吹かせて見せますよ。」
北斗「…今日は、負けた。広田には悪いことした。あたしが最初から油断してたよ。
ちょっと鼻血が止まらなくてさ。…広田は頑張った、今日はあたしのせい、
あたしの負けだよ。」
健介「なんだあの越中、また卑怯なことしやがって!俺と闘いたいんだろ!俺の名前を
言ってみろ!」
北斗「こっちはあっちみたいにウジャウジャ群れないからさ。そりゃあんなリンチみたいなこと
されたらどうしようもないよ。けど、試合では負けない。北斗晶はこんなもんじゃないよ。」
…広田はちょっと今は出れない。だけどいいファイトだったよ。仇はきっと取る!
今日はもうそれだけだ!」
健介「っあー、今日は眠れないよ。くそっ!」
アナ「須山さん、北斗と平成維震軍の第2戦、維震軍の勝利に終わりましたが…」
須山「まぁこの試合は維震軍の完勝と言っていい結果でしたね。まぁケツへの意趣返し
の意味もあったんでしょうが、越中選手が呼びこんだジャガー選手と工藤選手、
いい戦いをしましたねぇ。」
アナ「そうですね、さすがベテランという内容でしたね。一方、北斗の方なんですが、
ちょっと物足りない試合でしたね。」
須山「う〜ん、まぁ物足りないと言うか、ヒップアタッカーズにペースを乱された感じですね。
…ただ、最後は失神してしまいましたが広田選手、意外な面を見せましたよ。」
アナ「そうですね!関節技をあんなに使えたとは、いつものコミカルと比べると別人です。」
須山「まぁ健介選手も言ってたように、ドン・フライのところで修行してたんですからねぇ。
これはGAEAの選手のなかで飛び抜ける可能性が出てきましたよ。」
アナ「あと、気になるのがですね、その広田にサンボの関節技を極められたジャガー横田なんですが、
あれで頚椎を痛めて戦線離脱することになりました。」
須山「うん、ちょっと心配ですけど、それに付けても広田は恐ろしいですねぇ。」
アナ「ともあれ、平成維震軍、この戦いに勝って、そのまま結成宣言をしました。
今後どういったアクションをしていくのでしょう?」
須山「まずこのまま勢いに乗って北斗選手を追いつめるでしょうね。で、まぁ一方で
GAEAマットの各グループにも挑発あるいは勧誘をするんじゃないですかねぇ。」
アナ「そこでまずセミで吉江がポリスを挑発しましたが…、D-Fixの方は「関わりたくない」と。」
須山「なんだか「ばっちい」なんて言ってましたね。しかし、D-Fix側がどう出ようが
維震軍の方がしつこく迫ってくるんでしょうな。」
アナ「う〜ん、そうですか。あと私として気になるのは一期生それから雷々拳はいまのところ
まったく出てきませんが…」
須山「まぁここ2試合のメインは北斗ー維震軍絡みですからね。ただ、一期生達は欠場者も多いですから
いますぐに、とはいかんでしょうな。ただ、もう間もなく長与選手が復帰しますから。」
アナ「ああ、そうですか。…さぁ我らが大将、どういったタイミングでこの構図に加わるんでしょうか。
目が離せません。」