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696ミミと私
■ここまでのあらすじ■

春の初めのある日に仔猫を拾った1は、その猫をミミと名づけ、自分のアパートにつれて帰った。

ところが、翌朝目を覚ましてみると、部屋にはミミがいない。
その代わりに、どこから自分の部屋に入り込んだのか、猫耳と猫しっぽをつけた10歳くらいの少女が、
なんと一糸まとわぬ姿で、 自分のベッドにもぐりこんで、寝息を立てていた。

少女は自分の名前をミミと名乗り、1のことをご主人様と呼んだ。
ミミの話では、ミミは、猫から人間に生まれ変わるための、特別な試験の受験資格を得た仔猫だった。
なんと、今日から最終試験が開始されるのだという。

その試験とは、人間の体で約一年間を過ごし、その間に人間社会のルールと、
人間の「愛」というものを学ぶことであった。これができれば、ミミは晴れて人間として生まれ変わるのだ。

ミミを試験に合格させるため、1はミミの世話をしながら、社会常識や「愛」を教えることになった。

しかし、10歳の少女の体を持つミミに、果たして、本当の愛と言うものを、どこまで教えればいいのか。
自分自身、他人に愛された記憶に乏しい1は、周囲に相談できる人間も無く、
こうしてインターネットを通じアドバイスを受けようと考え、このスレッドを立てたのだった。
697ミミと私:2001/08/01(水) 13:43
ある日、1が部屋に帰ると、ミミが猫の姿に戻ってうずくまっていた。
やれ駄スレを立てただの、自作自演だのと、毎晩のように他の2ちゃんねらーたちに叩かれて
無駄に日々を過ごしている間に、もう約束の時がやってきてしまったのか?

うろたえる1。しかし猫の状態のミミとは、当然ながら人間の言葉が通じない。否、1の言葉は
通じているのかもしれないが、ミミの鳴き声は1にはミャーミャーと聞こえるだけで、意味がわからないのだ。
唯一わかることは、ミミの体調が悪そうだということだった。

自分ひとりでは問題の解決能力に欠ける1は、またしてもインターネットに接続し、他人の助けを求める。
「妄想キティ、逝ってよし」「氏ね」等の心無いレスが続く中で、一人の固定ハンがマジレスを返した。
「その猫が少女になるかはさておいて、今は猫の姿で、具合が悪そうなんだろ?お前今までその猫と
一緒に暮らしてきたんなら、言葉が通じなくたって、そいつの気持ちくらいわからないのか?」

そうだ。なぜそのことに気づかなかったのだろう。言葉がわからなくたって、ミミはミミじゃないか。
1はディスプレイの前を離れ、ミミのもとに駆け寄った。待っていろ、今、助けてやるからな。
他人に頼ってばかりだった1が、初めて、自分の力だけで目前の問題を解決しようとしていた。
1が大きく成長した瞬間であった。ミミへの強い思いが、1を動かしたのである。

幸いにして、ミミは風邪による体力の消耗から、一時的に人間の姿を維持できなくなっただけと
いうことがわかった。食事と薬を与えたところ、ミミがもとの姿に戻ることができたからだ。
「ミミ…よかった、もう会えなくなるかと思った」気がつくと1は泣いていた。緊張がゆるんだのだろう。
「ごしゅじんさま、心配かけてごめんにゃさい…でも、うれしかった…ミミのために、いろいろしてくれて。
これが、『愛』っていうことなのかにゃ…」
再び眠りについたミミのもとで、1は考えていた。さっきの自分の強い思い、あれが「愛」なのかと。
愛を知らなかった1が、真実の「愛」に近づけた瞬間であった。

1は先ほどの固定ハンにお礼を書こうとしたが、不思議なことに、彼の書き込みはもうあぼーんされていた。
                        ■つづく■
698アイミ:2001/08/01(水) 13:46
今日24時間中20時間寝てたことが判明。
昼に一回起きて、ネットに30分程On。
その後買い物に出て帰宅後即ベッドに潜り込んで、
起きたら23時。

Warタイムに起きてその侭家のリフレッシュ等
しつつ、ふとLAZのチャンネル見ると、何やら揉めてる?
そういやTomonさんがUO結婚するとかで
今日の22時から何かあるって言ってたのを
すっかり忘れ切ってたアイミ。

結婚式は出る気は無かったのも在るけど、
今日何をするのかも全然頭に入れてなかった。
予定ではNori@D氏が仕切りで、Nori氏を待つ一行らしい。
それで色々揉めてたのかな?私はネボケ&成り行き
でとりあえずDチャンネルに行っといたけど、
LAZ一行の後ろからトコトコ付いて行ってるって感じで、
何をするのかも解かってなかった(−_−)

とりあえずNori@D氏来れなくなり今日は解散。
699アイミ:2001/08/01(水) 13:46
『信じれば裏切られる』のはもう解かってるのに、
まだ骨身に染みさせようとしますか〜神様は。(―。ー)

私は人間の全ては『悪』だと思ってる。
良い事や、良い発言をする人は大抵が『偽善』&『建前』
だと思ってる可哀相な子です。
そんな中でも他人を信じようと、必死に人の良いところ
を見つけようとして、悪いところを見てしまい嫌悪してしまう
ところもアイミ流の個性なのかな。

LAZIRCで色々揉める。
最初こそ一Memberを庇う程度のアイミなれど、
段々その『偽善的建前論』に苛々してくるアイミがそこに。
気付いたら抑えてた感情が口に出てたカンジ。
そこで更に若いLAZMem連中が火に油を注いでくる。

『良い子』に思われるのは非常に簡単であって、
むしろ『本音トーク』程、人が実戦出切ることは少ないと思います。

結局、私は『義務』というウェイトは大きいものの、
LAZに尽くしたこのUO半生。
現在も一度解散しかけたLAZを引っ張ってるPen@LAZ
の補佐してAct保って来た。
それをポイっとLAZを捨てた人間に私は劣るのか・・。
かなり自分が虚しくなった。
そんなつもりはきっと無かったのでしょう。
そう思えることが最期の理性。
そうは思えても、もっと強い感情は、『報われないこの生き方』
への無念な気持ち。
700アイミ:2001/08/01(水) 13:46
リアルで凹んでるせいかもしれません。
でもそれは結果論であって、結局はやりきれないだけの気持ちが残る。

私は腐った人が嫌い。
世の中皆腐ってる・・。
誰も信用してないかもしれない。

価値観の違い?そんな程度の低い結論で終っていいのだろうか。
自分が『犬畜生にも劣る行為』だと思う行動を他人は笑って流す。
それを価値観の違いだと終われるのかな・・。
そうじゃない。私がその腐った人間社会に適合出来てないのではないかと。

何より清く生きてる自分が、そして自分の中で精一杯やって来たことが
それをしないものに劣るというのは、自分の生き方を全て
否定されるような、そんな気分に陥った。
そして自分が間違ってるのか、自分が正しいけど
社会の腐れに順応しないといけないのかも解からなくなった。

『アイミの価値とは?』と自分に投げかけてみた。
空しさだけが残った。こんな気持ちでもうやれない。尽くした人間が
捨てた人間に劣り、潔癖な性格が悪い世の中なんて私は
順応してまで生きたいと思わない。

好き勝手に生きることが許される世の中なんて。
701アイミ:2001/08/01(水) 13:47
ただ人間はそれを抑制する『理性』が在る筈。
腐った行為を平然と行う人間、行える人間を
『価値観が違う』なんて言葉で片づけていいのかな?
『悪い』と思わなければ何をしても良いのか?
って事かな。
確かに結論的には許されるでしょう。
しかし、悪は悪なことなんですよ。
それを開き直ってれば余計救えないものがある。

とりあえず人との『常識』の違いがかなりよく解かった。
『大物ぶる』人も居る。結局そういう人間も
無理なもので、ボロとアラだらけで説得力も無い。

世の中『建前』と『偽善』だけで成り立ってることが
かなりウザイ。

友達だと思ってる人間に『お前は小さいな』
と見当違いな事で自己満足の材料に自分を使われたら
誰でも虚しくなるでしょうけど。
自分はそれ程偉いのか。解かってない人間で在る
以上、論外としか思えない。
相手の言い分を理解した上で相手をけなす人は
私は嫌いじゃない。それは本音と全てを理解が出来てる人だから。

とりあえず今の私は『人間嫌い』。
たとえリアル親でも不信感は拭えない。

自分(アイミ)以外の全てが敵に見える。
そんな中で例えるなら、世界中対アイミ1人。

もう他人なんかの為に生きるのは不可能。