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300Nana
今日の一曲     蛍「ハリガネ」
14歳にしてメジャーデビューというのは、今や珍しいことではなくなった。
しかし、この蛍はそうした多くの若いミュージシャンとは毛色が違う。
彼女たち(若い歌手は殆どが女性だ。FolderのDAICHIは極めて希な例だろう)は、
その歌唱力やダンス、ルックス的な部分で多くの支持を集めている。
蛍は、それとは全く違った部分「詞」で受け入れられているのだそうだ。
301Nana:2001/07/25(水) 13:07
確かに彼女の詞の世界は、透明な脆さを持っている。
筋道のない不安定さ、感覚的な描写は様々な解釈が可能だ。
若い世代の共感を得ている不安感をさらに煽っているのが、
彼女の声だろう。甘ったるくアンニュイなハスキーヴォイスで、
うたうというよりも囁くように自分の詞を声にする。
しかし、僕としてはこの声が、どうにも癇に障って仕方がない。
カヒミ・カリィに近いものがある。「ぶりっこして甘えた声出すなぁ!」
とイライラしそうになったり。しかし、このコの場合、
ホンマに幼いとも言える歳なので、アリと言えばありなんだけど。
確かに、これが受けるというのは分からないではない。
302Nana:2001/07/25(水) 13:08
取り合えず、僕がおおっと思ったのは、アレンジ。
この詞とうたってるとも語ってるとも判別のし難いヴォーカルに反して、
アレンジはとてもスケールが大きくキャッチー。陣内大蔵ですか。
彼の声やメロディーは今一つ好きになれなかったけど、
アレンジと詞がなんとなく好きだったので、一時期よく聴いていたなぁ。
それにしても、このアレンジは結構秀逸だ。
303Nana:2001/07/25(水) 13:09
今後どうなって変わっていくかが、楽しみではあるアーティストだ。

「ちいさなひめい
 なみだめ たどる
 イミのない コトバさがす

 やめられないこわさを しんじてる
 あたしは さまよいつかれ」