>>31 左様。で、64Pは構内地絡保護のための継電器なのに
原理上外線地絡を拾ってしまうことがある。そのため、
構内地絡のみを区別して拾えるようにしたのが64PBと
いうわけね。
高抵抗地絡に関してはまさしくそのとおりで、接地して
しまった場所の様相によってはどうしようもないことが
ある。まあ、「より完璧を目指したい」という程度の問題
だが…。
64Pの連遮の件。
64Pが「本当に」動作したとすると、それは変電所内の
き電用直流高速度遮断機(54F)の故障である危険性
がある。とすると、その遮断機が遮断不能に陥ってい
る場合、隣接変電所からのき電も停止しなければ自
変電所の遮断機を全開放操作しても直流き電回路側
から逆加圧されて地絡事故が継続してしまう。
それを防止するために64P動作の場合は隣接変電所
を連絡遮断させる連動としている。