誰が日本のファンタジーを駄目にした? その2

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240名無しは無慈悲な夜の女王
>>235
軽いファンタジーの普及により、ファンタジーのイメージが
荒唐無稽な娯楽作品というものに変質して、結局は間口を狭くしている感があるね。
従来のファンタジーを好むであろう読者がそのイメージによってファンタジーを敬遠し、
また、軽いイメージから入った読者は従来のファンタジーには見向きもしない。
こうして従来からのファンタジーは商業的にも意味をなくし、衰退していく、と。
いっそ別ジャンルとして区切られていれば、細々とでももう少しまともに生き残れた
かもしれなかったのに、なんて思ったりして。
241名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/18(金) 21:31
>>240
マンガ、アニメ、ゲーム、ライトノベルといった媒体のおかげでファンタジー的
ギミックに抵抗はなくなってる訳だし、それらも広義でのファンタジーであるな
ら20年くらい前に比べて間口はものすごく広がってると思う。

その広がった間口から狭義でのファンタジーにユーザーを誘導できないのは、作
家の実力不足もあるかもしれないけど、従来のファンタジーファンの排他的な選
民思想みたいなものが原因ではないのか。
例えば、「ライトノベルをありがたがっているような読者にファンタジーを語っ
て欲しくない」みたいな考え方。