ロックマン(1〜6限定) 2 Dr.ワイーリの謎!?

このエントリーをはてなブックマークに追加
636632
気が付くとオレはDr.ワイリーの要塞(があった所)にいた。
「負けたのか・・・ロックマンに・・・ううっ!」
全身が思うように動かない。しかし妙だ。
「なぜ要塞が消えているんだ?・・・まさかワイリー様はオレさえも・・・!?」
オレは瞬時に真実を悟った。ただの捨て駒に過ぎなかったと・・・。
自分こそR.K.N(ロックマンキラーナンバーズ)の中で最強と思い、ロックマンに敗れ去っていったエンカー達を卑下した。だが、今オレはこうして生きている。おそらくロックマンの情けだ・・・ちくしょう・・・
「負けた・・・本当に負けた・・・」
いや、これで終わりではない。これでもワイリー製ロボットだ。Dr.の情報は掴んでいる。確か宇宙要塞を作っていたはずだ。だが・・・
「くそう・・・この体では・・・」
「手を貸そうか?」
「何!?貴様は・・・」
637632:2001/06/09(土) 23:26
いつの間にか、背後には赤い男がいた。
「確か貴様は・・・ブルース!」
「オレを知っているのか・・・光栄だな。」
噂以上に何とも不敵なヤツだ・・・何しに来たんだ?
「フッ、勿論弟の手助けをするためだ。」
「そうか・・・貴様は確かライトナンバーズの0番だったな。」
「物知りだなバラード。一緒に来るか。」
「フン・・・どうやって宇宙に行く気だ?テレポートシステム(W1参照)なんか無いぞ。」
しかしヤツは不敵な笑み(もっともサングラスのせいで目つきはわからなかったが)を浮かべてている。
「オレがどうやって隠居生活を送っていたか・・・お前は知らないだろう。」
「どういうことだ?」
「これさ。」
なんとヤツの影にはDr.ワイリーと同型のUFOがあった!
「以前ヤツの研究所から拝借した。対ロックマン用程の性能は無いが、宇宙に行くことは可能だ。どうだ、一緒に行くか?」
「いいのか?オレを信用できるのか?」
「別に。今の貴様にやられるほど、オレはやわじゃないぜ。」
「なるほどな・・・じゃあ頼むぜ、ブルース。だがな、オレはロックマンを助ける為に行くわけじゃない・・・真実を確かめる為だ。」
「それは結構なことだ。まあ、半死人のお前が足手まといになったら弟に迷惑がかかるしな。」
とことん嫌なヤツだ。だが、ある意味助け舟であったことは感謝しているぜ、ブルース。