酷評!第二弾!

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734泥棒ネコ
赤い月が 心にかかる
暴力的な野生が 支配する
蒼く理性的に光るのは あなたの髪
冷たい光を求めては 熱い奔流に流されるわたし
分かるのは あなたを愛していることだけ

でも わたしはみつけた
あなたの瞳の中に 愛の光を
本能的に 感じとれる愛の光を
感じたことのなかった優しさが
得られなかったやすらぎが
けっして揺らぐことのない力強さが
わたしをあるがままに受け入れてくれる優しさが
わたしを生まれ変わらせてくれるような清らかさが
そこにはあった

吐息が 灼熱の温度に変わる
指先から 稲妻が駆ける
ことばは 邪魔になる
それでも
瞳は瞳を放そうとしない
その中には 愛の光に包まれたわたしがいる
分かるのは あなたを愛していることだけ


ことばは 邪魔になる
指先からは 稲妻が駆ける

735泥棒ネコ:2001/05/24(木) 10:42
↑最後の2行は消し忘れです