17才のゲイの詩

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1エゴ
確信

僕はここにいるよ あなたは何処にいるの
僕はここにいるのに...あなたの影はどうしていつも
現れてはすぐに 消えてしまうの

あなたが遠くに行ってしまう夢を見たの
「行かないで」って泣きながら叫んでた
あなたは 僕の叫び声を無視して
背を向け遠くへ行ってしまった

僕のわがままのせい
僕が無能で無力だから
あなたをひきつける魅力が足りなかったから?

おねがい、僕に言い聞かせて
気休めでも「お前は俺のものだ」って言って
何も心配なんてするなって言って
すっと傍にいるって言って
ずっと離なさないって言って

あなたが消えてしまうと思うと すごく恐いの
あなたが本当に僕の事を本心から愛してくれてるのかって思うと
すごく辛いの すごくすごく欲しいのその確信が...だから

おねがい、僕に言い聞かせて
気休めでも「俺はお前のものだ」って言って
何も心配なんてするなって言って
すっと傍にいろって言って
ずっと離なれるなって言って

おねがい、僕だけに言い聞かせて
気休めでも「お前は俺だけのものだ」って言って
何も心配なんてするなって言って
他を見るなっていって
俺だけを信じろって
「俺が守ってやる」って言って

僕はここにいるよ そっと力ずくで抱き締めて
そっと 僕に言い聞かせて
「あれはただの悪い夢なんだよ...」と
2エゴ:2001/03/30(金) 23:08
どうして涙が出るのかって聞いたら
その向こうには 幸せがあるからってあの人が言ってた

じゃあどうして笑顔が出るのって聞いたら
辛いから出るんだって言ってた

辛いから出るんだって....

写真の中で 僕が笑ってる
写真の中で あの人が笑ってる
記憶の中で 二人 泣いてる

朝 目が覚めたら
僕が僕じゃなければいい
夜 眠りについたら
そのままずっと目を閉じていたい

あの人との思いではいつまでも泣いているの
痛々しい傷 胸に抱え込みながら
癒される事なくあの日々の二人 焼き付いたまま...

どうして思い出になるのって聞いたら
思い出こそ人生の価値だって言ってた

悲しい出来事も 楽しい出来事も
それは明日の力だって...
僕の宝物だって

「手に入れる事の難しいものほど美しく輝き
手に取った幸せほど 儚くて壊れやすいんだよ」とあの人が言ってた

じゃあどうしたら壊れずにいられるのって聞いたら
「いつか全てのものには終わりがあるからこそ輝ける美しさもある
そうして人は強くなり 思い出とゆう大切な宝物を手にしてゆく
壊れると現実視する事よりも そこにある幸せを素直に感じられる事が大切なんだ」

確かに焦ってた
だけど幸せだった...だけど気がつかなかった
あの人の苦しみ

ねぇ あの人といた時間が宝物になるの
僕が壊してしまった関係が大切な宝物になるの?
記憶の中で泣いたままで?
その涙は本当にいつかは幸せに変わるの?

返ってこない返事の中で 僕は僕に言い聞かせてた

朝 目が覚めたら
僕が僕じゃなければいい
夜 眠りについたら
そのままずっと目を閉じていたいと

だって。。あの人なしの幸せなんて想像できないから。。。
3吾輩は名無しである:2001/03/30(金) 23:29
ごめん。本気でヘタクソだな。
近代から勉強しろ。煽りじゃなくてマジレス。
4エゴ:2001/03/30(金) 23:30
あの頃二人がみたサクラは 今年も満開でした
来年も一緒に観ようねと交した約束は守れなかったけれど
きっとあなたもどこかで 観ている事でしょう

守りきれなかった約束は まだ沢山あった
どちらが先に破るかなんて笑いながら話していたあの日
二人を遠ざけるものがこんなにも早く
訪れるなんて考えてもいなかった事でした

あなたの明日がどんなに儚いものでも
あなたらしさを通し 負けずに 戦っていた姿が
今でもこの瞳に焼き付いたまま 離れません

サヨナラを告げる余裕もないまま
あなたはどんな地よりも遠い場所へ
けれどそれは二人が一つになったと思っていてもいい事なのですか

そして散った花びらは 二人の写真に優しく落ちました
言葉は交わせなくなっても 心の何処かで交し合う言葉はあります
きっと二人で交した約束は 今もまだ期限を切っていないのかもしれない

そして今年もまた サクラは静かには散ってゆきました....
ゆっくりと あなたの眠る地へ