チャットのアルバイト

私もそんなに尊敬されるほど偉そうなモンではありませんよ。
大学を卒業して数年たつにもかかわらず、ついこの間まで
親のスネをかじってましたしね･･･
今は塾講師をやりながらカツカツの勉強生活をしています。
事情が許すのなら、79さんが書いてられるように、甘えられるうちは
甘えさせてもらってもよいのでは？
私の場合、大学在学中の弟が留年して奨学金がストップし、
かつ授業料免除が打ち切りになったり、国立大学に進学予定(?)の
下の弟が浪人したりと、実家の経済状況が逼迫してきたので、
仕方なく自分でやる以外なくなったって訳です。
こういった事情がなければ、お恥ずかしい話ですが、
いまだに親のスネをかじっていたことでしょう。
「親に面倒見てもらうのは大学卒業まで」
こういう世間的なものの見方もよく分かります。当然だと思います。
そこであなたがそうあるべきと頑張ろうとする気持ちは
素晴らしいし大切なことだとも思います。
しかし我々のように資格取得を目指して浪人しているような者は、
それ以前に、「立派に大学を卒業しているのに定職に就いてない」
という時点で世間の価値観からは大きく逸脱しているのです。
だったら、あまりかたくなに考えず、ある程度開き直って、
もう少しだけ、御両親のお世話になったとしてもよいのではないでしょうか？

（続き）
以下私のものの考え方を述べます。
あくまで私個人の考え方であって、すべての人に当てはまるとは
思いませんが、我慢して読んでやってください。

私の物事の判断基準のひとつに
「お金で買えないものにこそ価値をおくべき」というのがあります。
こう聞いて、まず思い浮かぶのが、資格や学歴でしょう。
しかしこれらにもある程度金銭的要因が絡んできますよね。
つぎにあげられるのは時間でしょうか。
しかしやはりこれも相対的なものです。
失った過去の無駄な時間をお金で取り戻すことは不可能
（学生時代にもっと勉強しておくんだった･･･）ですが、
現在および未来に消費されるであろう時間は、ある程度お金で買えます。
割賦販売（ローン）などがそうですね。
我々の勉強時間も、生活するお金に不自由しなければもっと確保できますよね。
では、絶対にお金では買えないものとは何でしょうか、
たくさんありますが、私がここで言いたいのは、
｢誇り」や「尊厳」のことです。
一度失ったそれらは、あとでいくらお金を積もうが取り返しはつきません。

（続き）
あなたがいつか結婚して、子供ができたときに、
今やっていることを我が子に胸を張って言えますか？
何の資格の取得を目指してらっしゃるのかは存じませんが、
仮に弁護士や税理士だとして、立派な弁護士・税理士になって、
金銭的にも余裕が出来たときになって、
「1000万出すからあの時のあのバイトのこと無しにして！」
と思ったとしても、それは不可能なのですよ！
過去の経歴だけではありません。
今のバイトを続けると、おそらくあなたは変わってしまうでしょう。
（あなた自身はそうは思ってないかもしれませんが。）
あなたが今まで御両親に育ててもらう間に身に付いた躾や教育、
女性としてのたしなみ、そういったものが壊れていくかもしれません。
どれもお金では買えないあなたの貴重な財産なのですよ。

（続き）
あなたは今、時間と誇りを天秤にかけて、時間に重きを置いてるようですが、
勉強時間はお金さえ出せば（出してもらえば）買えるものです。
私が親なら、娘にいかがわしいバイトをさせずにすむのなら、
お金ですむんだったらなら喜んで出しますよ。
（とは言うものの、子供の方から親に向かってこういう理屈は使えませんが）
もし事情が許さず、そういう訳にはいかなかったとしても、
誇りを失ってまで時間を確保すべきだとは思いません。
地道なバイトをやって、勉強時間が半分になったとしても、
1年のところを2年頑張ればいいのですから。
やっぱり御両親に言えないようなことはやるべきじゃないです。
必要嘘なんて自分で認めちゃダメですよ。
どうせ自分をごまかすなら、79さんが書いてるように
「今は自分が羽化するための必要期間だから仕方ないんだ。
きっと恩返しするから待っててください。」というような方向で
ごまかしましょう（笑）。

（続き）
両親のお世話になるとしても、
いい年をして親のスネをかじっているというのは
それなりに世間の風当たりは強いものです。
でも少なくとも自分自身に対しては胸を張って頑張れますよね。
「合格した暁には、今まで社会のお荷物だった分を返しても
お釣がくるくらい社会に貢献できるような立派な人間になるんだ！」
という強い気持ちをもって、自分をゴマかしつつ(?)、
私は日々勉強していますよ。

ずいぶん長いレスになってすいません。
とってもいい娘（２ｃｈにはめずらしい？）が悩んでるみたいだったので、
黙ってられませんでした。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
いろいろ苦労はあるけれど、
お互い夢に向かって邁進しましょう！