子連れの旅行について

違うとこで話題になってたのできてみました。

>こっちは子供の分の料金も払ってるんだから、子供の調子が悪くなったら、
>全力で治療にあたるのは現地のホテルや航空会社の責任だろ？

健康で旅程をこなせることが最低条件のはず。
旅行パンフの最後の決まりごとを読んでるのかな？
航空もホテルも運輸、サービスの分野で医療は専門じゃない。
ただ紹介転送はしてくれると思う、サービス業だから。
でも責任も義務もないからスタッフはそれ以上のことはしてくれないよ。
欧米は個人責任の国で、自分に非がなければ絶対謝らないし（事故とかがそう）
普通の店でも責任転嫁しあうようなところはアジアの国と全く違う。
あとは医療施設に運んで、体のどの部位がどんな風におかしい（痛い）のか
具体的に現地の言葉で親がしゃべれる又はちゃんと説明できることが必須。
英語もできないんじゃ難しいでしょうね。
ツアコンの英語力や義務教育〜大学の一般英語では医療分野の専門用語など
習うわけもなく、他の人に頼ろうと思っても無理な場合が多いでしょう。
たまに日本語の通じる日系人医師のいる場合もありますが、基本的に英語はできないと。
あと旅行保険をかけておかないと医療費の支払いが出来ないこともありますね。
アメリカなどでは当然健康保険制度がないので治療入院手術となった場合には
日本と比べて多額の医療費がかかってきますし払えなくなる人だっています。
（日本の健康保険制度はアメリカがうらやましがってるくらいです）

>そりゃ多少は飛行機の中で泣いたりするかもしれないが、

気圧の急激な変動によって鼓膜が圧迫されて泣きわめく乳幼児の場合には
耳抜きを教えられるはずもなくミルクでごまかしてダメだったら絶望的ですね。
何せ2ヶ月の乳児に言葉が通じるわけがない。

>子供は本来は社会全体が育てるもんだから、
>そのくらいはみんなに我慢してもらいたい。

それは、あなたの住んでいる近所での話でしょう。
悪い時は怒る、いい時はほめる、という程度の問題。
基本的な躾に関しては欧米の方がよっぽど厳しい。
大人と同じマナーを会得するまでは、子供はベビーシッターに預けられ留守番です。
子供が周囲に迷惑をかけるのは親の責任。それが基本です。

>お前らには公共意識ってないの?

日本人の都合のいい理屈が世界のどこでも通るわけではありません。
お金持ってるからといって何をしても何を言ってもいいわけでもありません。
例えば知らずに危険だとされる地域に入って行って射殺されるようなことがあっても
外務省や主催旅行会社は動いてはくれますが、それは何か起こってから。
事前に自分や自分の家族を守る立場の人が一番考えなければなりません。

奥さん悪露が終わるばっかりの頃で3時間おき授乳から抜け出してないだろうし
睡眠不足と育児とでかえって疲れてるんじゃないのかな？
母親が神経質になるとセットで赤ん坊の具合が悪くなるケースも多いし
行った先で寝込まれてホテルに缶詰になることも覚悟しておかないと。

行った先でベビーシッターにでも預けてレストランに行くならいいんだろうけど
普通に乳幼児連れてレストランの予約は欧米では取れないと思うよ。
（というか入店を断られるかも）
アジアはそういうとこ優しいのかもしれないけど、温泉行くんだっけ。

グアムハワイを含めてアメリカに行くんであれば通訳を探してくれるような
主催会社選んだ方がいいよ。健康な時はいいけど病気になった時にね。
子供はいつ何時体調を崩すか親にだって分からないんだからさ。