ブサイコにまつわる怖い話 8

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ようやくスレ1から読み続けてここにたどり着きました
私の経験した話をかきますね。
あんまり怖くないかもしれませんが、お許しくださいです

これは私が出会った宗教かぶれの不サイコの話です

都内の急行電車に乗ったときのことでした。
終着が自分の最寄り駅だったこともあり爆睡していたのですが
1時間ほどして目が覚めました。
かなり乗客も降りて、車内は閑散としています。
(いま、どこらだろう)
とおもい、辺りを見回したとき視界になぜか自分をじっと見つめている
見知らぬ男を見つけてしまいました。
その男はこのスレに書くだけにブサイコチックで粘着しつなねっとりとした
何か視線がは虫類系のそれのようなおっかない何ともいえない雰囲気の持ち主でした。
見ては行けないような気分になりすかさず目をそらしたのですが
その男が席を立ち、自分に近づいてきました
(うわー、がんつけたとか言われてしめられちゃうかな)とかいろいろなことが
寝ぼけていた頭にぐるぐるとはしりました。
5554:2001/07/13(金) 10:04
しかし不サイコは私の隣に座ると、いきなりこういったのです
「僕の熱い視線に気がついてくれたんだね。君も僕のことが気になるんだ」
そういって、私の手を握りしめました
まだそのときは若かったせいもありあまりのことで頭がパニックになり
握られっぱなしでかたまってしまったのです
また、それを都合のいいように解釈するのがブサイコ特有のあれなんでしょうか
すっかり恋人気取りになられてしまいました
長い時間が過ぎたと思います(実際は20分くらいだと思うのですが)
不サイコは私の手を握りしめたまま、延々と自分語りをしています
なにやら、学会の人らしいです
池田大作の命を受けて壮大なプロジェクトに荷担してるそうです
創価のエリートなのだそうです
創価って、そんな組織だったのですか…オウムかと思うくらい妄想激しくて
本気で怖かったです
5654:2001/07/13(金) 10:04
ようやく、自分の最寄り駅に着きました
ダッシュでホームにおりました
そうしたら、そのブサイコも降りてきたんです
「これからの二人の将来のこと、相談しないと」
将来といわれてもこまります。
出来ることなら金輪際あいたくないと思う部類の方です
そうしてまたその人は私の手を取るとずんずんと歩き出しました
そして、不思議なことに普通に歩いているだけで彼の息が上がってきたのです
苦しそうにハアハアとなっています。
そして「……うっ」という言葉と一緒に、立ち止まり、体が一瞬硬直しました
おわかりでしょうか…男性の方々
聞きたくもない言葉を耳元で言われました
「…イっちゃった(はあと)」
歩きながら射精する男を見るのは後にも先にも、この人以外見たこと無いですが
出来ることなら一生お目にかかりたくありませんでした
私の恐怖心はマックス状態になり、彼の手を振りきって走り去りました
つけられていたら、と思うと怖くてあちこち寄り道をしながら家路についたのですが
5754:2001/07/13(金) 10:06
次の日の朝7時、玄関のチャイムが鳴り響きました。
何事かと思ったのですがよく、朝ご飯のおかずをわけに近所の大家さんがきてくれたりしますのでそれかと思い、確認もせずにドアを開けてしまいました
そこにいたのは…駅で振り切ったと思っていたブサイコ
今度はマイカーで登場です
(すごいぼこぼこの古そうな車でした)
「やあ○○子(私の下の名前。表札で確認したのでしょう)おはよう」
もう10年来つきあってる彼氏のような口調で挨拶された上
アパートの隣の人が出勤時間らしく廊下に出てきたところをすかさず
「○○子がいつもおせわになってます」
と、隣の人にまで挨拶をかます始末
本当に呆然としてしまった自分に、不サイコは「これ、プレゼント」と
包みを渡してきます
ラッピングもされていない素のままだったのでそれが何かはすぐにわかりました
アディダスのTシャツでした
不サイコが着ているモノと同じモノです
「これからサファリパークにデートに行こう」

( ゚Д゚ )ハァ?

「早く着替えて。まってるから」

( ゚Д゚ )ペアルック…?
5854:2001/07/13(金) 10:08
どうして好きでもないサイコと久しぶりの休日をつぶして
ペアルックでサファリパークに行かないとならんのだ
固まっていた頭がやっと回転してくれるようになったので
反論をしてみたです
「いきなりこんなことされてもこまります」
と、ようやく言葉が出せました
「僕との仲なんだから遠慮しないで」
「昨日あったばかりの人にそんなこと言われても困るんです」
「僕たちつきあうんだろう?」
「つきあってません」
「じゃあこれから両親のとこにいこう、早いけど紹介するから
さあ、車に乗って」
と、不サイコは私の腕を引っ張って車のとこまでつれていこうとします

ら、拉致られる( ̄Д ̄lll
ここまで恐怖を覚えたのは初めてです
稲川淳二なんて目じゃないくらい、怖かったです
私は必死に腕を振り払い、玄関に逃げ込みました
ドアを開けようとするブサイコを必死になってドアを押さえる自分
膠着状態です
「何も知らない人とつきあう気はないです」
「僕は昔から君を知っていた」
「私は昨日が初対面です」
「前世僕らは結ばれていたんだ!」
「いまは現世です!」
5954:2001/07/13(金) 10:09
不毛なやりとりが延々と続きました
「だいたいこんな朝早くに女性の家にいきなり訪問してくる人
信用できません!いい加減にしてください、警察呼びますよ!」
「私はそんなしつけの悪い人、嫌いです!」

と、そんな感じのことを必死になってドア越しから叫んでいたら
大家さん夫婦が駆けつけてくれ、何とか不サイコを追い出してくれました

次の日から毎日2.3通
その不サイコらしき人からの手紙がポストにはいるようになりました
内容な延々と前世、いかに自分たちが愛し合っていたのかという説明と
現世の自分はこんなすごい人間なんだという電波自慢
封を開けてしまった最初に一通以外はすべて受け取り拒否をしました
が、そうしていたら今度は消印のない手紙が入るようになり
あまりにも怖くて、一人暮らしをやめて実家に帰ってしまいました

追いかけてきてないようなのでいまは平和ですが
その路線に未だに怖くて乗れません…