ブサイコにまつわる怖い話 8

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180あなたのうしろに名無しさんが・・・
伝聞なんで、あんまり詳しくないし、大して怖くないかも。
妹の友達のブサイコ(ぶひ子)・・・いや、過去に友達だった人の話です。

ぶひ子は地元にいたときは、デブスなことを自覚していたのか、「見合い結婚で、
親の決めた人と一緒になって家を継ぐ。恋愛は出来なくていい」と言っていた
のですが、上京し、ネットもするようになったところ、そんな彼女に変化が。ネ
ットで知り合ったとある男の人(A)と付き合いたいと思うようになったのです。
Aは彼女もちだったし、その彼女さん(B)はぶひ子の友達で、Aとのことについて
ぶひ子は実は相談に乗ってあげてたり・・・と、いろいろと問題はあったのです
が、なんとかクリアして、ぶひ子はBからAを奪い取ることに成功しました。Aと
寝た後でいけしゃあしゃあと相談に乗ったことには多少もにょりながらも、恋愛を
諦めていたぶひ子が得た恋愛でしたので、周囲はそれなりに祝福していました。
・・・が。そこから、ぶひ子は豹変してしまったのです。
自信をつけたぶひ子は、オフ会で会ったり、電話番号を教えてもらった相手に、
いろいろな噂を流し始めました。ちょっと優しくしてもらうと、「あの人は、
あたしのこと、好きみたい」「熱心に言い寄られてて、困っちゃう。あたしは
別にそんな気ないのにね」。電話を切らせず、無理矢理、長電話にして、
「×時間も話しちゃった。キャハ☆」。
しかし、それはただの勘違いです。いつか、夢は覚めるものですが、案の定、
ぶひ子の紡いだ甘美な夢は破れる日がきました。
181あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/16(月) 03:13
ぶひ子と同じサイトの客のCは、ケータイを買いました。ぶひ子と同じ××社の
です。その少し前、Cの寮に長時間電話をかけ、人生相談に付き合わせていた
ぶひ子は、「Cは寮の回線を塞ぎすぎてて、怒られたから、ケータイを買ったん
だ。私のためにケータイを買った!」と思い込み、「私がCにケータイ買わせちゃ
ったの〜」と触れ回りました。絶好調です。早速、チャットに入り、Cに「お姫
様」と呼ぶように要求します。ノリがいいCは何も知らずに、冗談だと解釈して、
「お姫様」と呼んでやりました。
・・・というところで、実はCに想いを寄せていた妹が、Cはぶひ子が好きなんだ
と思って、即落ち。泣いているところに、Cから電話がきて、そこで誤解が解け
ました。Cは勘違い女なぶひ子がむしろ嫌いだったそうです。「誰が、ぶひ子の
ためにケータイ買うか!」と怒り狂うC。Cは即座に、妹と付き合うことにしたこと
をみんなに言いにいきました。ぶひ子が流していた噂のせいで、「えっ、C、二股!?」
とか言われましたが、まあ、これは予想の範囲内。
翌日。「みんな、あたしの勘違いだったんだ・・・」「あたし、一人で浮かれていて、
馬鹿みたい」「試験勉強も満足にしないで浮かれてたのに・・・」というぶひ子の
カキコが。
しかし、ぶひ子は別に目が覚めたわけではありませんでした。更に気合いを入れて、
男を漁るぶひ子。だけど、なんちゃって鬱病で気を引こうとする彼女に疲れ、次に
付き合った男にも別れられる。この辺りで、サイトの人達全員が、「手のつけられ
ないイタイ人」と認識。何も知らない新入りさん以外は無視モードに入りました。
でも・・・。
182あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/07/16(月) 03:17
「あたし、ピル持ってるんだ〜」「あたし、14歳の男の子、食っちゃった」
「あたし、二重人格なの。だから、Dを好きなあたしとEを好きなあたしがいる
の」「あたし、鬱病で入院したの」「クスリやっちゃうと、その間のこと忘れち
ゃうんだよね。だから、わかんない」「あたし、色白い」「見て。リスカしたの」
「病院で自殺しようとしたんだけど、医者にみつかって止められちゃった。どう
して、あたしを死なせてくれないの・・・」「×ヶ月だけって約束で、契約恋人
やってんのー」「いや・・・やっぱり、別れたくない」「今付き合ってる人より、
本当に好きな人と付き合おうかなぁ?」
・・・ぶひ子は今日も元気です。