■新・百話スレッド■

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57あなたのうしろに名無しさんが・・・
そんじゃ、ここらでマジ話を一つ。
三年前に山小屋の大将から聞いた話。

その大将の生計は山小屋経営と、麓の旅館に卸す山菜捕りだそうで、
その日もいつものように山菜(なんとか苔、すごい高価なものらしい)
捕ってて、お昼のお弁当を食べてから一眠りしたそう。

いつもは2時間ぐらい寝てから起きるのが、その日は
「ザザッ、シュピッ、ガリガリ」という音のリフレインに気づいて起きた。

とりあえず切ります。
5845 :2000/09/13(水) 23:18
百話スレッドだったのね。
これは失敬。
ただ、だったらなおさら百話にする意味なんか全くないのでは?
5957 :2000/09/13(水) 23:31
そんで、続き。

「ん、何だ?」と思って起きてあたりを見渡すと・・・
女性の首から上(つまり生首)が、
落ち葉の上をピョンピョン飛び跳ねながら虫を見つけるたびに
舌をシュンと伸ばして、まるでカエルかトカゲのようにその虫を
食ってたらしい。
つまり「ザザッは落ち葉、シュピッは舌、ガリガリは虫食う音」

呆然とする大将を横目に、"それ"はその行為を繰り返しながら
山の奥深くに消えてった。大将は卒倒。"それ"の舌が真っ赤っ赤
だったことだけはいまだに忘れられんそうです。

後日談
そのすごい高価らしいなんとか苔食わしてもらいましたが、
なんか泥臭いだけのものでした。