Marilyn Manson Part.5

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553名盤さん
マンソンの主治医です。
この度、このような基地外どもをマンソン氏が立てるに至ったことは、
主治医として、大変残念な事であり、また、治療の効果が
まだまだ現れていないことを証明しているため、そろそろ
最終的な決断を下す必要があるようです。
みなさんお聞きになったことがあるかもしれませんが、
必ずしも心の病は、特殊な病気ではなく、誰もがそうなる
可能性があります。しかし、だからといって、これ以上、
マンソン氏を放置することは、例えば何の関係もない人を傷つけたり、
逆にマンソン氏自身の将来にとり、名から図示も良いことではありません。
そこで、私は、マンソン氏の両親、臨床心理士などとも相談して、
マンソン氏をしばらくの間、音楽の出来る環境から離して、
濃密な人間関係の中で治療をすることにしました。
マンソン氏にとっては、納得がいかないことかもしれませんが、私も、
医師免許をかけて、マンソン氏を徹底して直すことに致しました。
どうかみなさん!マンソン氏が戻ってきましたら、このような人を悲しませる
歌ではなく、みんなに感動を届ける以上の人間になっていると思いますので、
暖かく見守ってやってください。
554名盤さん:2001/06/15(金) 18:25
マンソン信者を捕獲したハンターです。
このほど何とかマンソン信者を隔離施設へ送り込む事に成功しましたが、
それまでの道のりは長く険 しいモノでした。
何より厄介だったのはマンソン信者から漂ってくる強烈な異臭です。私もガスマスクをつけて決死の
覚悟でマンソン信者に近付いて行ったのですが、半径5M内に入るとそのガスマスクも完全に効力を
失い、私も何度か命を失いかけました。
怒り狂った私はライフルを使っての遠方からの狙撃を上の方に提案しましたが、マンソン信者は人類
史上稀に見る貴重なサンプルであると咎められ、私は完全に行き場を失ってしまいました。
マンソン信者を捕まえるのにはどうしたらいいのか?
半ばヤケになった私はとある下らない作戦を思い付きました。スズメを捕まえるのと同じ
要領でマンソン信者の家の玄関先に秋葉原で適当に見繕ったグッズを置き、その頭上に網を仕掛けた
のです。私は鼻くそでもほじりながらその場を見守りました。
不謹慎だと思われる方もおられるかと思いますが、いくらマンソン信者と言えども人間は人間です。
このような稚拙なやり方が通用するはずがないとタカを括っていました。
だが現実は私の想像を超える事態に進展していきました。滅多に外へ出るはずのないマンソン信者が
グッズを仕掛けた途端意気揚揚と外へ飛び出して来たでのです。
「ハァハァ…」と呟きながら夢中になってアニメグッズを漁るマンソン信者。そんなマンソン信者を捕らえるの
に大した手間は掛かりませんでした。
マンソン信者は現在とある隔離施設で研究員に日々身体を切り刻まれる毎日を送っています。
私はマンソン信者のそんな姿を見て哀れみの視線を向けると共に今までの苦労は何だったのだろうか
と激しい脱力感にみまわれています。いっそこの職業から手を洗うのも良い選択なのかも
知れません。
とりあえず現状はそんなところです。長文失礼しました。では。
555名盤さん:2001/06/15(金) 18:30
全世界を震撼させた未曾有の事態は突如として起こった。
それは、あのマンソンが立てた驚異的な基地外どもの登場である。
我が部隊は、二度とこのような基地外どもを勘違いさせない為に
マンソンの家を急襲し秘密裏にマンソンを暗殺する極秘任務を受けた。
作戦を行う場所は、日本に程近い場所のある共産主義国。
事によっては重大な国際問題になる可能性故、実行は慎重なものとなった。しかし…、

『このままでは全滅です!!』
マンソンの家に向かった突撃部隊の隊員から、
無線機を通して作戦の現場指揮者である私へ悲痛な声が聞こえる。
『ハメル准将、救援はまだですか!?』
隊員の助けを求める声。
「持ちこたえろ! 必ずお前達を助ける!!」
他に言える事無く、私は隊員の言葉にそう応答する。だが…、
『救援はまだかぁ!? 准将、部隊は全滅状態!!』
『ダメです! そのまま酷い集中砲火です!!』
スピーカー越しの隊員たちの声。
私は思わずマイクに向かって、後方支援の部隊に呼びかける。
『こちらハメル准将! 早くヘリを寄越せ!』
しかし私の呼びかけに対する支援部隊の回答は、実に簡単なものであった。
『許可されていません! 国境侵害となります』
我々が軍隊である事を差し引いても、あまりにも冷酷な言葉。
何を言えばよいか分からず呆然としていた私へ、ポツリと突撃部隊の隊員の言葉が届く。
『……我々は見捨てられたのですね…』

結局我々は基地外どもを勘違いさせたマンソンを暗殺する事すら出来ず、
逆に完全に返り討ちを受けてしまった。