「梨華…」
ユウキは石川にキスをしてそのままゆっくりと横に寝かせた。
「いい…?」
「うん…」
石川は覚悟ができていたのか少しも抵抗する素振りはない。ユウキは上の服か
ら一枚ずつ脱がせていった。
「恥ずかしいから、あんましじろじろ見ないでね…」
石川は自分の下着だけの姿の恥ずかしさのあまりユウキからめをそらす。ユウ
キは首筋に軽く口付けをしてゆっくりと顔を下に運んでいく。石川の細い体から
は想像できないほどの胸の膨らみに興奮が抑えられなくなり、ユウキはそれに顔
を埋めた。ほどよい弾力間が顔に心地よくこのまま眠ってしまいたいほどである。
「優しくしてね…」
「ああ…」
ユウキはブラを外して乳首をいじりだしてそのまま赤ん坊のように吸い付いた。
ユウキは段々と顔を下にずらしていって下半身のところまでもってきた。
ユウキはパンティをゆっくりとずらしながら脱がした。毛は生えているものの、
真希とは違いうっすらとしている。ユウキは指先で軽く触れた。
「や…」
ユウキは指でいじりながら舐めだした。鮮やかなピンク色をしている。穴が小
さいせいで指が奥まで1本しか入らない。石川も興奮が抑えきれず腰をくねらす。
「いれるね…」
ユウキはゆっくりと陰茎を差し込んだ。穴が小さいためになかなか入らない。
少しずつ押し込むようにしてなんとか根元まで入り込んだ。ユウキはゆっくりと腰を動かし始めた。
「ああん…」
石川はシーツをぎゅっと握り絞めて歯を食いしばりながらなんとか声を出すのをこらえている。
石川は特にこれといったペッティングをユウキにはしていない。しかし、それ
でもユウキは今までにない快感があった。なぜなら石川の仕草になんともいえな
いものを感じたからである。今までの真希とのは、自分から恥ずかしげもなく服
を全部脱いで、そのままフェラをして上にのってくるというほとんど逆レイプに
近いプレイであった。そのせいか、石川への征服感というものがユウキの興奮を倍増させていた。
石川の膣の狭さでユウキはすぎにイキそうなのを我慢して、バックの体勢をとっ
た。ユウキの征服感がさらに増す。
「はあはあ…」
「い、いい……」
ユウキの腰のリズムに合わせて石川が荒く息を吐く。石川の長い髪は汗で肌に
べっとりとひっつき、乱れきっていた。バックの体勢を支える腕にはすでに力が
残っておらず、そのまま顔をベッドに押し付ける形となってぐったりとしている。
「い、イクよ…うう…」
ユウキは耐えに耐えたありったけの精子を石川の丸みを帯びた尻にぶちまけた。
石川は力尽きてそのまま体勢を崩して仰向けになった。
「はあはあはあ…」
ユウキはそのまま石川の上に覆い被さりキスをした。ユウキは石川へ欲望をぶ
ちまけたことへの満足感でいっぱいであった。
「よかったよ…」
「私も…」
二人は手を取り合い、少しでも長く余韻に浸れるようにキスを続けた。