中澤退陣,後継には保田を擁立

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120矢口の逆襲・1
矢口「そうか。保田さんは喜んでいたか。」
石川「ええ。とっても。でも、あんなことをしたら遅かれ早かれ飯田さんの耳には入りますよね。」
矢口「そうだ。そうすることであいつを牽制するんだ。」
石川「そんなことをすれば私たちは終わりですよ。」
矢口「甘いな。北海道出身者はあの二人だけではないんだぞ。」
石川「・・・。安倍さんですか?」
矢口「(にやり)」
石川「でも、あの人の影響力はあの二人より少ない。だから、私もカントリーも蒲公英会から
    動けなかったじゃないですか。」
矢口「そうだ、彼女だけではうまくいくまい。でも、俺の後ろには誰がいる?」
石川「中澤さんですよね。それはわかります。でも、あの御方の影響力はいずれはモーニング党
    から消える。だからあの二人は矢口さんではなく加護さんを会長候補に推したわけじゃないですか。」
矢口「なぁ石川、考えてもみろよ。どうして、石黒が蒲公英会に口を出せて、中澤がモーニングに口を出せない?
    ましてや、中澤さんはハロプロ連立に残るわけだ。」
石川「・・・。」
矢口「まだわからないのか。飯田は勘違いしてるんだよ!」
石川「へ?」
矢口「中澤さんは30歳で全てを終えるとあの時語っていた。それをあの馬鹿は鵜呑みにしてるんだよ。」
石川「そうか、石黒さん、市井さん、福田さんが裏から影響力を与えてるのに、
    中澤さんがハロプロから全て手を引くとは思えない。」
??「御名答!!」
121矢口の逆襲・2 : 2001/03/17(土) 12:30 ID:Tt4FW2sc
矢口「おやおや、遅刻ですよ、安倍先生。」
石川「(うそー。皆の期待にお答えして策士矢口復活ってやつ!?)」
安倍「矢口疲れたよ。いきなり電話が来て遭いたいというんだもん。
   で、いきなり新党結成だもんな。」
石川「待ってください。私はまだ、その・・・。」
??「嫌とは言わせないですよ。」
??「そうそう。」
矢口「最年少コンビ。若いうちは時間に注意しろとあれほど言ったではないか。」
辻「安倍さんを見習ってのことです。」
加護「石川、その優柔不断はなんとかしたほうがいいぞ。」
石川「矢口さん、これは一体どういう事です?」
矢口「あのロートル二人は私を散々こけにしてくれた。そのお礼をこれから味あわせてやる。」
加護「矢口さんから話があった時、びっくりしました。でも、中澤さんがついてるなら矢口さんには
    あがらないし、幹事長のイスも捨てがたい。」
辻「アロエヨーグルトではもう効かないですよ。今は政調会長のイスです。」
安倍「で、私が副幹事長でいいのかな?石川会長!!」
石川「!?」
矢口「安倍先生、石川君を脅すなんてあなたらしくない。」
石川「私が会長で、あなたはどうするんですか?」
矢口「人のことを心配してる暇はないだろう。」
安倍「矢口君、教えてあげたまえ。党本部長兼時期総理総裁候補だということを。」
石川「!?(もはや、私の逃げ道はなくなったようね)」
加護「安倍先生、その話は早すぎますよ。」
辻「そうですよ、それを言っちゃぁ石川さんもかわいそうじゃないですか。」
安倍「おいおい、それじゃぁ私が意地悪してるみたいじゃないか。」
石川「・・・・・・・・。(わかったわ。でも、その前に)教えてください。いつごろ、その話を進めてたんですか?」
122矢口の逆襲・3 : 2001/03/17(土) 12:33 ID:Tt4FW2sc
加護・辻・安倍「・・・・・・・・。」
矢口「よかろう。一回目の緊急会議の後、石黒、飯田と私は加護を会長に据えてる事について話し合った。
   あの二人は正直に話したどころか、私に幹事長として若手の面倒を見て欲しいという引導を渡された。
   あの瞬間私は何もかも失ったと思いこみ安倍君と密会をした。」
安倍「(あのときの三平汁はうまかったべ)」
矢口「が、安倍君は君が言った中澤さんの影響力の話をしてくれた。同時にあの二人が勘違いしてる事も。
   そして、君を会長にする話を教えてくれた。」
安倍「そう、まずは保田君の石川君に対する態度を知りたかった。
   だから、矢口君を通じて君に演技をして欲しいと。」
石川「ええ、演技の話は聞きました。でも、その時には・・・。」
加護「あんたを会長に据える話をしたら、あんたすぐにでも顔に出る。」
石川「(そうか、だからこの子はいつも私を見て面白がってたわけね)」
矢口「やはり、保田さんは君の後ろにいるカントリーが目当てだということにね。そして、同時にミニモニ定例会議
    で、加護、辻そしてココナッツに新党の話をした。」
辻「中澤さんがいるならののも安泰なのれす。」
加護「矢口さんに言われました。勘違いしてるのは私じゃないあの二人だと。そして、保田オマエモナ−」
矢口「(それはやめろ。2ch見てると勘違いされるぞ)そう、案の定保田は辻にも仕掛けてきた。加護には
   来なかったのは意外だったけどな。」
辻「へへへ、物はもらえるし。情報は筒抜けだし。おもしろいです。」
矢口「そして、飯田が裏で市井、福田と話し合い保田と一緒になろうと画策し、かつB興行とともにしようとしてることをすべてこの二人に話した。つまり、ピエロは私だけではないことを。」
石川「えーーーー!!じゃぁ・・・。」
123矢口の逆襲・4 : 2001/03/17(土) 12:34 ID:Tt4FW2sc
安倍「そうだ、すべてはあいつらの掌で動かされていたんだよ。」
加護「でも、もうそうはいかない。モーニングいやハロプロを守るのは我々なんです!!」
辻「そうですよ、石川会長!!」
石川「・・・・・・・。」
安倍「そろそろ、あれの時間じゃないか?」
矢口「そうだった。よろしくお願いしますよ、石川会長!!」
石川「あれってなんですか?」
辻「あ、言っておくの忘れました(にや)」
加護「駄目じゃないか。新蒲公英会誕生記者会見だということを。」
石川「!!(こいつら私を完全に封じ込めやがった)。でも、かんとりーやここ・・・」
矢口「あれ?聞いてなかったのか。もう、会場についているぞ。」
安倍「(皆の驚く顔が見物だ)」
辻「(策士矢口おそるべし)」
124記者会見だぴょん : 2001/03/17(土) 12:35 ID:Tt4FW2sc
石川「皆様に集まっていただいたのは他でもありません。
    本日より、マロンメロン、ミニモニ会、カントリー会、ココナッツ会は私を中心として
    新蒲公英会を結成致しました。」
加護「役職は会長:石川、副会長:安倍、顧問:中澤です。」
矢口「飯田先生を裏切るのかという声も聞かれましょうが、これは裏切るのではなく恩返しと考えています。」
辻「顧問になっていただいた中澤先生にはすごく感謝しています。」
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以下記者からの質問が続いた。
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矢口「(これで終わったわけじゃないわ。次はB興行よ。その前にあの厚底ブーツ欲しいな)」